電子タバコによる禁煙効果は否定的?
こんにちは。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今回は「禁煙は60代から始めても遅くはない?」という報告です。
60代で禁煙しても死亡リスクは下がるという研究結果を、米国立がん研究所などのチームが米医学誌に発表した。高年齢層で禁煙の効果を調べた研究は珍しいという。チームは「年齢に関係なく全ての喫煙者に禁煙を勧めるべきだ」と指摘した。
米国での大規模な健康調査のデータから、70歳以上の約16万人分を解析した結果、喫煙者の死亡リスクは、吸ったことがない人の約3倍だった。
禁煙の効果を年代別に調べると、喫煙者に比べ、30代で禁煙した場合の死亡リスクは約6割低かったほか、40代の禁煙で約5割、50代で約4割、60代で約2割、いずれもリスクが低くなっていた。
最近は喫煙スペースがかなり制限されてきており、愛煙家の方々は肩身の狭い思いもなされているのかも?知れませんが...元々、吸わない私から観ると喫煙者のマナーの悪さがよく目に付きます。歩きタバコは言うまでもなく、自転車に乗りながら吸っている方や車の窓から平気で吸い殻を道路に落とす方々。そういう姿を見るとそれらの方々の品性まで疑ってしまいます!
昨晩の冷え込みのせいか、クリニックのひさしにも氷柱が認められました!