高齢者はウォーキングで死亡率低下?
運動の主な効用!
おはようございます。さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は「運動の主な効用!」というお話です。
運動には様々な効用がある事はよく知られていますが、主な効用を上げてみたいと思います。
1.定期的な運動は肥満・心臓病・脳卒中・糖尿病・骨粗鬆症になる可能性を確実に低 下させ、死亡率を確実に減少させる。
2.HDL-C(善玉コレステロール)を上昇させ、中性脂肪を低下させる。
3.血管年齢が若返り、安静時血圧を改善する。
4.運動は癌をも防ぐ:運動で結腸癌になるリスクは確実に減少する。結腸ガン以外に 食道癌・肝癌・肺癌・腎癌・胃癌など12種類もの癌の罹患リスクが有意に低下する。
5.運動は幾つになってから始めても決して遅くはないー高齢になってからでも運動不 足を解消すると死亡率が低下する。
6.中高年においても運動は脳内の神経幹細胞の増殖を促進し、認知症になるリスクを 低下させる。
7.運動を実践している人は若さを保つ上で必要なホルモン(成長ホルモン・DHEA・ テストステロン)の分泌が維持されている傾向がある。
以上が運動の主な効果です。それ以外にも上げればキリがない程の効果があるものと思われますが、これだけの効果がある運動...やらない手はありませんね(笑)
昨朝の通勤路での光景。昨朝も朝焼けが綺麗に見えました!