将来への過度な心配:物価高の不安対策に向き合うススメ
目次
AIが進化している。でも一番変わらないのは人
最近、ちょっと不思議な光景を見かける。
AIが企画書を書く。
AIが市場分析をする。
AIが文章を整える。
すると今度は、
「これ、本当に大丈夫?」
・・・と、別のAIで確認する。
そして最後に人が言う。
「なるほど。よくできていますね。」
……ん?
一番考えたのって誰だ?
便利になるほど、人の仕事は増えている
AIが仕事を奪う。
そう言われていた。
でも実際に増えた仕事がある。
AIにお願いする。
AIの内容を確認する。
AIっぽくない文章に直す。
最後に、
「これは私が作りました。」
という顔をする。
忙しい。
・・・ものすごく忙しい。
でも冷静に考えると、
AIの仕事を、人が見守っているだけ。
そんな場面も、
少しずつ増えてきた。
人は、便利になると確認したくなる
これ、
AIだけじゃない。
洗濯機が洗う。
洗えているかチェックする。
食洗機が洗う。
コップを光にかざして確認する。
カーナビが案内する。
「いや、この道じゃない。」
結局、自分の勘で曲がる。
スマホの地図を見ながら、
道行く人に聞く。
だったら最初から聞けばいい。
人は昔から、
便利なものを使いながら、
最後は自分で確認しないと落ち着かない。
信用している。
でも信用しきれない。
なんとも面倒くさい生き物。
いいえ、慎重なだけなのかも。
……ということにしておこうかな。
脳内広報部が、
そう言っている。
一番便利になったのは、言い訳かもしれない
AIが答えを出す。
うまくいけば、
「AIを使いこなしました。」
となる。
失敗すると、
「まだAIですから。」
となる。
便利になったのはAI。
でも、
一番進化したのは、
責任の置き場所かもしれない。
昔は、
「私のミスです。」
だった。
今は、
「AIの提案を参考にしました。」
になる。
間違ってはいない。
でも、
ちょっとだけ。
ほんのちょっとだけ。
逃げ足が速くなった気がする。
人は、自分で決めたことにしたい
ネットで調べる。
口コミを見る。
ランキングを見る。
レビューを見る。
動画を見る。
SNSを見る。
AIにも相談する。
そして最後に言う。
「自分で決めました。」
・・・もちろん。
最後にボタンを押したのは自分。
だから嘘じゃない。
でも、
そこへたどり着くまでに、
どれだけ他人の意見を経由しただろう。
人は、
自分で考えることより、
「自分で考えた気になること」
が、とても上手。
脳内広報部は、
今日も休むことなく働いている。
AIは進化している。でも…。
AIは毎月アップデートされる。
速くなる。
賢くなる。
できることも増える。
一方、人はどうだろう。
面倒なことは減らしたい。
責任はできれば持ちたくない。
でも評価はちゃんと欲しい。
この基本性能だけは、
何千年たっても、
驚くほど安定している。
だから未来で少し心配なのは、
AIが人を支配することではない。
人が、
「AIがそう言ったので。」
この一言で、
自分の頭を使うことまで、
誰かに預けてしまうこと。
AIは便利な道具。
でも、
考えることまで外注し始めたら、
一番ラクをしているのはAIじゃない。
たぶん、人の脳。
しかもその脳は今日も、
「私はちゃんと考えています。」
と、自信満々で報告書を提出してくる。
……脳内広報部。
やっぱり仕事だけは柔軟対応。



