脳は勝手に言語を切り替える:自分が一番わかってない

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:この世界、知らんことだらけ

バナー

イラッとしてた、あの人

挑戦すると、色々な自分と出会うもの。
で、最近ふと思い出した昔話。

むかしの上司が、
英語と日本語を混ぜて話す人だった。

片方は世界規模で名の通った外資IT会社、
もう片方は東大出てMBAまで取ってる人。

会話が普通に、

「それはさ、this caseだと——」

みたいに始まる。

正直、イラッとしてた。

日本語で話せ!!
ごらぁ(*`Д´)ノ!!!

あの頃の自分は、
わかりやすさは正義だと思ってた。

そして20年後の私

外資の取引先に行くと、
普通に英語が飛び交う。

担当はさらっと三か国語。

外資の資料は英語。
場合によってはフランス語やスペイン語、中国語にも翻訳されている。

でも、ホームページや報告は英語。
もちろん勤怠管理や色々な手続きも全て英語。

その中にいると、

気がついたら、
自分も混ぜて話してる。

「それはこのタイミングでshareして——」
「もっとflexible thinkingだったら〜」

……あれ?

脳のバグ:勝手に切り替わる

さらに不思議なことが起きる。

日本語で話してもらってるのに、
意味がすっと入ってこない。

聞こえてる。
うん、ちゃんと聞こえてる。

でも、入ってこない。

さっきまで普通に会話してたのに、
急に“音”になる。

で、外資企業担当にその話をしたら、

「私もあります!」

担当も即答。

さらに不思議なのが、
気づいたら英語で会話してる。

しかも、お互い気づいてない。
息をするように共通話題と共通言語。

新人さんに、

「日本語でお願いします」

って言われて、

( ̄◇ ̄;)・・・エッ??

……会話、どこで切り替わった??

同じことをしている

そのあとで、ふと思う。

私、あのときイラッとしてた上司と、
同じことしてる。

しかも無自覚。

チ━━( ꒪⌓꒪)━━ン・・・

人の脳は、

環境に合わせて、
勝手に言語を切り替える。

そしてたまに、
脳の処理が追いつかない。

その瞬間だけ、
聞こえてるのに、分からない。

で、気づいた瞬間——
会話すらできない自分が出てくる。

なじぇ??

ヽ(-0-ヽ)Ξ(/-0-)/ えー

最後に

脳は今日も、勝手に最適化してくる。
それも、自分の経験値測でしか判断できない。

その立場になってみて初めてわかることの方が遥かに多い。

だったらもう、

「今、どの立場のどの言語で理解してる?」

それくらいが、ちょうどいい。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

鎌田千穂プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼