なぜ、あなたの説明は伝わらないのか
読めてるつもりが、一番危ない
「ちゃんと伝えたのに」
「普通に分かるでしょ」
このセリフ、仕事でも人間関係でもよく出てくる。
とはいえ、だいたいトラブルの入り口。
なぜか?
脳、勝手に“わかったつもり”作ってくるから。
大名の古い家で気付く勘違い
「大名古屋ビルヂング」
初見でこう読んだ。
大名(だいみょう)
古屋(ふるや)
ビル?
…でかい。
しかも、なんか強そう。
「大名の古い家のビル版」
みたいな、謎に重厚な建物が頭の中に建つ。
何なら、古屋が古着屋に見えてくる幻想も・・・。
どうしてそんなネーミング?
ぐらいに一瞬で脳裏を駆け巡る。
疑いゼロ。
自信100%。
人はこういうとき、間違ってる自覚が1ミリもない。
正解、そっちかい
あとから知る。
これ、
大・名古屋・ビルヂング。
いや、そりゃそう。
名古屋の出張先で見たビルなんだから。
あ、そうだよね。
文字の切る場所、そこ!?
一瞬で意味が変わる。
世界線が変わる。
そして私は一人で噴き出した。
福岡で検証してみた結果
福岡に帰ってこの話を仕事先でも投下。
すると、どうなるか。
まぁまぁの確率で起きる。
一瞬フリーズ
そして、期待通りに起こった
「だいみょう・ふるや」現象。
全員が全員じゃないけれど。
福岡民、字の切れ目で世界変わりがち。
そして生まれる、謎の連帯感。
「よかった、仲間いた!」
「いや~、君もな!」
このゆるい笑いの共犯関係、嫌いじゃない。
( ̄▽ ̄)
人間関係も同じことが起きている
実はこれ、仕事現場で毎日起きてる。
例えば。
「まだいいよ」って言葉なんかそう。
まだ|いいよ(=今はOK)
まだいい|よ(=それで十分)
同じ言葉。
一文字も違わない。
でも
切れ目ひとつで、判断が変わる。
「大名古屋ビルヂング」状態。
だいみょう・ふるや
だい・なごや
どこで切るかで、意味がズレる。
で、人はだいたい自分は「だい・なごや」側だと思ってる。
脳のバグ:人は“日常体験前提”で読む
人の脳は、
見えている情報をそのまま処理していない。
勝手に補完している。
しかも厄介なのが、
・自分の経験
・自分の常識
・自分の思い込み
これをベースに、
“それっぽく”意味を作る。
だから、
伝えた側 →「言ったよね?」
受け取った側 →「え?そんなこと言ってた?」
この地味にしんどいすれ違いが完成する。
結局、ズレる前提のトークを楽しむ人間力
「ちゃんと伝えよう」って考えてもねぇ。
…そう、甘かろうぜ。
そんな単純なことで解決してるなら人付き合いで悩まない。
それだけじゃ足りない。
必要な前提にこれがいる。
互いに“認識がズレる前提で関わる”こと。
ズレる前提で生きると、世界はラクになる
例えば、新しい認識のスキルアップ。
・「これで伝わるはず」→「半分も伝わってない前提」
・「なんで分からないの?」→「そりゃ分からんよね」
・「察してよ」→「察せるわけないよね」
ちょっと冷たく見える?
違う。
現実に寄せてるだけ。
すれ違いの多くは期待外れと押し付け
「ちゃんと伝えたのに」
「普通に言ったよね」
これ、たぶんどっちも本気。
でも中では、
それぞれ違う意味で受け取ってるかもしれない。
そんな気持ちがあれば、相手の行動を受け止められる。
腹の底から笑い飛ばせる力があれば毎日楽しい
「だいみょう・ふるや」
これで笑えるなら良い感じ。
自分もたぶんどこかで、
同じことやってると思えば誰にでも優しくなれる。
仕事でも、会話でも。
気づいた人から、
ちょっとだけ、相手を受け止める力が増す。
そして、ズレを楽しめる自分にほっこりできる。
脳は今日も、勝手に補完してくる。
だったらもう、
「またやってるわ」って
笑ったもんがメンタル強い。
( ̄▽ ̄)



