文字分析で探る、キャリアの転機
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
チホズスタジオは福岡市に拠点を置き、オンラインや訪問をあわせた産業カウンセリングを行っています。
他にも下記のことを実施
- 産業カウンセリング及びコンサルティング。
- 人材育成の仕組みづくりのための自発的行動を促す教育研修。
- 「業務改善・組織変革」の企画提案実施。
- チホズ文字分析による人材分析及び提案。
スーパーシティ時代という日本の国家戦略をご存じでしょうか?
働く人の“こころ”が置き去りにならないために書いていこうかなと。
前回、スーパーシティ特区って何?をテーマに、夢のような未来都市をご紹介しました。
色々な想像をしながら、便利な未来を創造した方もいるかもしれません。
反面、未来が便利になればなるほど、もたげてくるのは不安感。
日本人は防衛本能に基づく心配性になりやすい遺伝子を持つ人種といわれていることもあり、大喜びできない方も多いかと。
そうすると、「今の自分、ちゃんとついていける…?」と、不安と焦りを増幅させてしまうこともあるかもしれませんね。
働き方も関係性も、どんどん“アップデート”されていく
スーパーシティでは、職場環境も劇的に変わります。
あなたの仕事はAIがサクッと許可なく代行終了
仕事をしようと思ったら、、、。
「抱え込んでいるようでしたので私(AI)がやっときました!」と終了していたら?
心の声としては、それ、人事と相談してからにしてぇぇってなるかも…。
これまでも、そんな心の声があったとしても、対人だったら怒りも湧く。
ですが、対AIなんで怒りを通り越してしまうとは思います。
テレワークが当たり前になって「隣の席の雑談」がなくなる
心の声としては、あの絶妙な愚痴タイム、どこへ…ってなるかも…。
昔と違って今だって会話ができない職場が増加。
それ以上に無言で話をする場所がなくなるところと化す。
DX研修やリスキリング
…カタカナだけが増えていくばかり。
私は和製英語のカタカナ用語翻訳アプリが欲しい
人との距離感や“働きがい”の感じ方の変化
つまり、便利と引き換えに、人との距離感や“働きがい”の感じ方にも、変化の波が押し寄せるわけです。
ますます必要になる産業カウンセリング!?
この時代の産業カウンセリングって、
「変化に耐えるための心の筋トレ」じゃなくなるんです。
むしろ、
“変化してもいい”
“迷ってもOK”という、自分に対する優しさと対話”
を支えるための居場所。
キャリア迷子になりそうなとき、
「自分、何やってるんだろう」って立ち止まるとき、
その“間”にそっと寄り添える余白が、実は未来の都市に必要なんじゃないかと私は思います。
未来都市はすごいけど、私も凄いんだと言える人で在る
スーパーシティ特区は、国家戦略。
だけど、「人が人らしく、心を保ちながら前に進む戦略」も、実は同じくらい国家級に大切なんですよね。
便利さや技術だけじゃない。
「人間って、こんなに不器用で愛しい存在だったのか」と感じられる未来であってほしい。
そのために、産業カウンセリングや対話の力が必要なんだと私は思うのです。