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集客につながるチラシ作り 前編

2020年11月4日 公開 / 2020年11月21日更新

テーマ:激変する時代こそ聡明である秘訣

コラムカテゴリ:ビジネス

新型コロナウイルスで経済が止まった時、
福岡の零細・中小企業のために、
今まで蓄積してきたノウハウをもっと広く活用できないものかと考え、
倒産寸前事業の立て直しを専門とする株式会社事業パートナー九州や企業の発展に貢献されている影の立役者となっている専門家数名と連携をとりました。

コラム掲載ページはこちら→https://bit.ly/3p9C266
事業パートナー九州専門家紹介ページはこちら→https://bit.ly/3lcVSeu

私の役柄としては、2万人を超える人材分析と傾向と対策を基にした宣伝広において手に届きやすい提案と実施運営を行っています。
お悩みがあるのでしたら、当方と連携をとっているご実績がある専門家の支援を受けることが可能ですから、お気軽にメールをくださいませ。
メール:info@chihos.jp

売上向上支援パッケージ


今回、福岡の零細・中小企業のために行う
『売上向上支援パッケージ』の運用に当たり、
「効果的なチラシの活用」について株式会社事業パートナー九州向けにコラムを執筆しました。

~~~~以下よりコラム内容~~~~~

現在、零細・小規模事業者向けにチラシ依頼をお引き受けしています。
ご依頼をいただいた際に、必ず質問をおこない、確認していることがあります。

1)小規模事業者であれば、その商品やサービスを提供している中心人物がどのような人柄であるか、またどのような考えや気持ちをお持ちなのか。
2)どのような方が何度も利用してくださっているのかというお客様の特徴
3)店頭販売を行っている「取扱商品やサービス情報」と、その主力メンバーの特徴を捉えチラシ内容の構成にミスマッチがないかです。

こういったことを把握する事はとても重要です。
何故なら、チラシづくりの中心になる考え方は、「取扱商品やサービス情報」に対する「喚起」を促すのが重要なのです。
その中心になる考え方による原理原則が「興味に基づいた、利用したい自覚を促す」ものであるからこそ、上記の3つを把握する必要があり、それにより魅力的なチラシが作れるのです。

次に、大切なチラシに求められる意識する5つの要素をお話します。

チラシに求められる5つの要素を意識する

1. 見たことがない人へ、「取扱商品やサービス情報」以外のことを伝達できる
「取扱商品やサービス情報」を伝えるだけがチラシの役割ではありません。利用したことがない人が利用したいと感じる情報を掲載することで初めて「取扱商品やサービス情報」に対して「興味に基づいた自覚を促す」ことができ、自覚をするからこそ共感することができ、「取扱商品やサービス」を利用したいと行動につながります。

見たことがない人だけど、どのような人に利用してもらいたいのか、その印象が心に残る「取扱商品やサービス情報」以外のことを伝達するには、絵、グラフ、写真などにも工夫が必要です。
そのうえで自社の魅力を伝えることが可能だとご理解ください。

2. チラシ掲載の写真は素人が良い
最近は、効果的なチラシの写真は、「取扱商品やサービス」を利用するファンが撮影したような、遊び心があるアマチュア写真が掲載されている方が好まれる傾向があります。「取扱商品やサービス情報」によっては、プロに撮影してもらうことで、自社商品の魅力が半減する場合があります。

時代は今、インスタグラムなどで、自分が写真をアップすることで反響が起きるフェーズに入ってきています。プロに取ってもらうと、どうしても“すました印象”や“敷居が高い印象”に仕上がりがちで、受け取った人の感覚で、チラシの仕上がり具合で距離感と温度差が出てしまい、利用するに至らないことが多いのです。

3. 印象深く心に残るにはキレイなチラシではダメ。
印象深く心に残るチラシづくりには「誰に」「何を」「どのように」印象付けたいのか、よく考える必要があります。
広告デザイン会社にチラシを依頼する方が多いと思います。その際、広告デザイン会社では、誰でも「センスがいい」チラシデザインができるよう、レイアウト術「黄金比や白銀比」を昔から利用しています。そのため、広告デザイン会社にチラシ依頼をすると、おしゃれで斬新さの中にも、なんだか何処かで見たことがあるような印象の仕上がりになることが多いものです。また、「取扱商品やサービス」がチラシ負けしてしまうこともありがちなお話です。
「チラシ負け」とは何か?良いチラシを作ろうとして陥りがちな話として、商品やサービス、店舗よりもチラシの見栄えで背伸びをすることで、現実を見たときに失望が起こります。
必要なのは商品やサービス、店舗の現実がチラシよりも上に行くことで「期待を超える」ことなのです。

印象深く心に残るからこそ、「誰に」「何を」「どのように」印象付けたいのか、よく考えること。その際、全体のバランスが整っているチラシほど印象が浅くなるのです。


長くなりました、残りの2つは次回にお伝えします。

次回は、
4、「商品やサービス情報」の提供者の人柄が浮き彫りになる
5、読み返したくなるチラシづくり    です。

それから、自社のチラシはどうか気になった方がいたら、
ブログ読者限定にてチラシ無料診断をおこなっています。
お気軽にお問合せくださいね!

info@chihos.jp

参考までに、公開できる事例のみ掲載していますw
URLをご参考ください。
事例紹介:https://www.chihos.jp/genre/7420/1.html

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この記事を書いたプロ

鎌田千穂

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂(Chi-ho’s studio)

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