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苦境の時ほど、着実に確実に前進する

2020年3月19日

テーマ:激変する時代こそ聡明である秘訣

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 経営戦略企業ブランディング事業計画書

前回、苦境の中に程こそ、新しいビジネスのヒントが落ちている、そしてそのヒントをチャンスだと気がつき、拾い上げ磨いた企業が次の時代を創っていく。どんなに知恵があろうと、財力があろうとも、今を生き抜く事ができる企業は、その環境にあわせて変化できる企業だけ、そのアイデアは自社の従業員が乗り越え方を知っているということと、そして苦境の時ほど周囲の意見に耳を傾け、自分の望む“未来を良いものにすること”を決して諦めないことをお伝えしました。

苦境の時ほど、着実に確実に前進する

今回は、苦境の時ほど、一つずつ着実に前へ進めることをお伝えしたいと考えています。新型コロナウイルスのおかげで多くの企業が事業自粛に伴い景気の悪化は避けられないような危機的状況の中、一発逆転を狙う人もいます。ですが、一発逆転するには、それ相応のリスクを伴うので、その計画を見直しするために立ち止まってください。一発逆転を狙う方法は、見落とし要素が多いまま、一気に目指す結果を手に入れようとする方法となり、瞬間はよくても、その後は今以上の状況悪化を招くことも多いのです。

いまは、多くの方が逆に窮地に陥ってしまっています。自分一人が苦しいわけでなはいし、階段も一段目から登り最上階に到着するように、コツコツと一歩ずつピンチを乗り切っていくことのほうが、賢明であり、着実かつ確実に、次の未来も手に入れることができます。対策できる可能な苦境を一つずつ消化することで、気が付いたら今の窮地を乗り越えていたという結果を手に入れることが賢明です。

冷静になるためには「3C分析」「SWOT分析」をやる

コツコツと一歩ずつピンチを乗り超えるためには、自社の事業の見直しをもう一度ざっくりと行います。経営コンサルティング会社を利用されている場合、良く耳にされることもあると思う、「3C分析」「SWOT分析」をやってみることです。私は、どこかで雇われているようなサラリーマンコンサルで、自分で経営をしたことがない方から聞いた時には、「そんなことより、今をどうするかでしょう!!サラリーマンは保証があるからいいよね!」と腹立たしい気持ちでいたことを思い出します。そのうえ、事業が上手くいかないとき程こそ、自分を正論化し、私情や感情を入れ「3C分析」「SWOT分析」を作っていました。

今でも、自分で自分の会社の分析を客観的に行うのは難しいものです。ですが、何とか苦境や逆境を乗り越える必要があるとき、落ち着いて頭の整理をする際に、機会の見落としはないかと見直す時に引っ張り出して活用する手法の一つにしています。そうすると、何やらアイデアがフッと見えてくるものがあるので、やってみる価値はあると思います。

ご参考までに、私が色々と勉強をしている九州にある経営コンサルの事業パートナー九州のURLをご参考ください。
経営戦略(2)現状の正しい認識①「3C分析」「SWOT分析」
http://kitakyushu-assist.com/keiei-kaizen/post-674.html

経営相談や経営の問合せ時は、資金繰を把握し、的を射た質問力が必要

また、次にご紹介する企業は、私が提携を結んでいる、倒産を避け経営者と家族の財産を守ることを使命とし企業支援を行っている事業パートナー九州のホームページです。中小企業の皆さまにおいては、新型コロナウイルスへの対応(資金調達) についてわかりやすく記載されているので、今回の新型コロナウイルスへの対策のご相談に行く前に、下記の事業パートナー九州のホームページを見られて、質問内容をまとめられて、限られた時間を効率よく準備されてくださいませ。
http://kitakyushu-assist.com/shikincyoutatu/post-2651.html

電卓

この記事を書いたプロ

鎌田千穂

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂(Chi-ho’s studio)

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