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誤解が多いカウンセリングの役割

2018年7月24日 公開 / 2018年9月14日更新

テーマ:カウンセリングってなに?

コラムカテゴリ:ビジネス

カウンセリングを受ける前に、必ず聞かれたり、言われることがあります。

質問上位3つ
「カウンセリングって、いったいなんですか?」
または、「カウンセリングって、ただお喋りするだけでしょう。」
他には、「メンタルヘルス不調やうつ病など精神的問題がある人が行くところですよね!?」
と言われます。

という所で、カウンセリングについてのお話を少し。

カウンセリングは、カウンセラーというプロの力をかりながら
「思考の論点整理」
をすることです。

お医者さんだと検査をして、病気に合わせて効果的な投薬をすることや、
手術などで病気の原因となるものを切り取るなど直接的な対応をします。
ですが、心の奥に隠れている気持ちに対しては、アプローチはできません。
お医者さまは治療が中心になるからです。

そういった時、カウンセラーの出番です。
カウンセラーは来談者のお話を伺いながら、
主観的な思考を客観的に切り替える手伝いと
何が最善なのか、そうでないのかを、来談者と一緒に方策を見出すため、
お薬を使わずに、「思考の論点整理」をお手伝いすることに特化した
プロフェッショナルなのです。

いわゆる、お話を伺いながら、
皆さんが困った点を具体的にどうやって解決することが望ましいかを
一緒に寄りそい、狭くなった思考にアプローチをかけ、
思考の論点整理から自己理解を深め、
未来をどう創造していくかをお手伝いする専門家なのです。


ご相談される前には、

「悩んでいるけれど、何をどう話したら良いかわからない」

「人生の落伍者と思われるんじゃないか」

「自分の事を話しても大丈夫だろうか」

というお気持ちの方も多いようです。


でも、お帰りになる際には、

「思っていたより楽に話せた。www」
「カウンセリングの事をずいぶん誤解していました(汗)」
「なんだか、とっても気持ちが軽くなった」
「どれだけ、自分が自分の事をわかってないのかを理解した」

と言われて、次回の予約を申し込まれます。


カウンセリングにおいては、アドバイスは基本的にしません。
私の場合は、何故そう思うのか理解ができない事を伝えながら、コンサルティングを行います。

自分自身でおかれた状況をもう少し理想に近づけるための、
建設的な行動を具体化するためのお手伝いをする
ことが、カウンセリングの期待効果です。

来談に来られた方は、カウンセリングを受けながら徐々にですが、

「人と接している時の自分」と「本当の自分」の食い違いが
こんなにも負担になっていたとは気が付いていなかった。

固定観念や先入観でどれくらい、
自分で自分を苦しめているのかを気が付く事が出来た。

隠している自分と向き合うのはとても嫌だったけれど、
自分と向き合う事で、今まで止まっていた自分の時間が流れだしたことがわかる

と、自分と向き合う事で、冷静に自己理解を深められ、
純粋に自分を労ってあげたいと気持ちの変化があり、それが表面にでてきます。


一人一人が、今この瞬間も、リアルな人生ドラマの主人公です。
その主役がフィクションのように、「架空の出来事を理想や想像的に描いた物語」の主役であれば、どこかに必ず無理が生じるのは当たり前のこと。


このページを読んでいる方は、誰かに何かを相談したい、
聞いてほしいとお考えの方だと思います。

私は、皆さんが、今以上に最大限に自己表現できるため、
「悩みを解き放ち、開き放つこと」のお手伝いをすることが使命です。

最後は、私の人生は山あり谷ありだったけれど、振返ってみれば、とてもいい人生を生き抜いてきたと言えるドラマの主人公で終わるように、セッションを通じて、一緒に考えていきましょう。

行動を起こすからこそ、自分の未来は創造できます

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この記事を書いたプロ

鎌田千穂

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂(Chi-ho’s studio)

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