【オスグッド病】テーピング後は膝とお皿を動かしてください。
こんにちは上杉です。
今回は、オスグッド病で膝が痛くなった場合に
自分でできることはないかという事で
比較的、症状が軽めでセルフケアでも改善させられる方法について
ご説明させていただきます。
オスグッド病とは
まずその前に、オスグッド病とはどういったものかと言うと
オスグット病は、10から14歳の成長期のスポーツ選手に多く膝のお皿の骨(膝蓋骨)から数センチ下の部分(脛骨粗面)の腫れ、運動時の痛みが主な症状です。 ケガではなく繰り返すスポーツの負荷によっておこるスポーツ障害です。
「オスグット病 外傷・疾患 フォレスポ フォレスト整形外科」より
膝のお皿の骨下(膝蓋骨)から数センチ下の部分(脛骨粗面)の痛みは
膝のお皿の上についている大腿直筋という筋肉の
お皿を上に引っ張る力が強くなってしまっているためにおこるものです。
この大腿直筋が運動による負荷の掛け過ぎによって硬くなって
膝のお皿を引っ張っていますので
セルフケアの方法としては
この大腿直筋を緩めるためのケアとなります。
しかし、単にこの大腿直筋をストレッチで伸ばそうとすると
引っ張られているから痛みを生じている
脛骨粗面の炎症部位が
よけいに悪化させてしまう恐れがありますので
痛みがあるうちには
大腿直筋のストレッチは危険です。
それではストレッチしないで
大腿直筋を緩める方法はあるのかと言うと
あります。
それをこれからご紹介したいと思います。
詳細は動画でも説明していますので、そちらの方もご覧ください。
①太ももの前の筋肉、大腿四頭筋全体をブルブル揺らす
楽に座った姿勢で膝を伸ばした状態で、
太ももを手で横にブルブルっと揺らします。
これで大腿四頭筋が少しずつ緊張が取れます。
②太ももの皮フを軽くつまみ上げる
太ももの筋肉である大腿四頭筋と皮膚との間の隙間を広げて
血流を促進させて筋肉の緩めていきます
皮膚がぱっつんぱっつんに張ってると思いますので、
それをゆるめるように、やさしく軽く痛みが出ない程度に
ゆっくりとつまみ上げます。
痛くない程度に。
③お皿の上の皮ふをつまみ上げる
最後にここ
膝のお皿の皮ふをやさしくつまみ上げます。
ここもパーンと張っていると
お皿の動きに支障をきたしてしまいます。
これらの一連のケアをお風呂上がりの身体がぬくもった時に行うと緩みやすく効果的です。
ぜひ、やってみてください。
今回話した内容の動画はコチラです↓
https://youtu.be/-LjvywFLDrg