気を遣う人ほど疲れる理由|問題は「やり方」ではなかった

頑張っているのに評価されない。そんな違和感を抱えたことはありませんか。
やるべきことはやっているし、むしろ以前より出来ることも増えている。それなのに、なぜか評価されないと感じてしまう。
この状態は、努力が足りないわけでも、やり方が間違っているわけでもありません。
実は「頑張っている自分」と「周囲の評価」の前提がズレているだけなのです。
今回はそのズレの正体と、抜け出すための考え方を整理します。
目次
1.あなたが頑張っている理由
どんな人も「私はこれを頑張っている」というものを持っていますよね。
仕事、勉強、家事、夢、人間関係。
大きなくくりではこんな感じかもしれません。
そして更にその中で「どう頑張るか」を自分なりに考えて続けているでしょう。
それは楽なことばかりじゃない。
嫌なこともやらなければいけないし、頑張っているからこそ悩みも生まれるでしょう。
だけど「頑張っている」んですよね。
それはどうしてでしょう。
もしかしたら最早理由なんて考えていないのかもしれません。
『頑張ることが自分の役割だから』
この一言に集約して、今日もまた頑張っているんですよね。
2.頑張っているあなたが期待していることと、実際の結果
あなたが辛くても壁に突き当たっても頑張ることをやめないのは、先ほどお話したように『それが自分の役割だから』と思っているからです。
では、その役割とは何でしょうか。
「母親」とか「課長」とか「夫」、という意味での役割ではありません。
「何をする人として必要とされたいか」です。
この視点で考えたとき、あなたが「頑張っている理由」って何でしょうか。
【頑張っている理由】
__________________________________
どんな理由を思いついたでしょうか。
- 私が頑張ることで〇〇さんが生きていけるから
- 私が頑張ると、〇〇さん(または集団)が助かるから
- 私が頑張らないと、他にやる人がいないから
頑張っているのは自分以外の誰か、周囲のためですよね。
だからこそ嫌なことがあっても辛くても立ち止まらない、頑張ることをやめない。
自分一人の問題ではないから。
それでも頑張るのが「自分の役割」だから、ですよね。
誰かのために頑張ると、ほぼほぼ人に評価されます。
当然ですよね、恩恵を受けた人は助かるし、嬉しいから。
その評価は、あなたにとって目的とまでは行かなくても「頑張る理由」の中に含まれて行きます。「自分が想定した評価」が得られないと「頑張っている」ことの価値を感じにくくなっていくんですね。
そう、いつの間にか「ずっと得られていたはずの評価」が得られなくなっていくのです。
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3.期待と評価されない現実がズレるのはなぜか
頑張っている目的、すなわち成果の中に「他者からの評価」が含まれてくること自体は不思議ではありません。
あなたが頑張っていることは自分以外の誰かにも影響を与えているのですから。
評価を成果の一部とすること自体は自然なこと。
では、あなたの頑張り方は変わらないのに「評価されない」と感じるのはどうしてでしょうか。
先に答えを言いますと、「お互いの期待がズレるから」です。
そして何故ズレるか、というと、「変化する」からです。
①あなたの側の変化
あなたはずっと「自分以外の誰か・何かのために頑張っている」状態です。
辛くても悩みがあっても頑張る。
ずっとその状態が続けば、望むと望まざるとに関わらず、あなたは成長します。
出来ることが増えて、以前より時間がかからなくなって、扱える範囲が広がり、量も増えます。
②周囲の変化
あなたが成長しレベルアップすれば、時間をかけてゆっくりと周囲があなたを見る目が変わっていきます。
最初は「一生懸命頑張ってくれる人」だったのが、次第に「任せたら引き受けてくれる人」になり、「言わなくてもやってくれる人」になり、いつか「こちらの期待に応えてくれるのが当たり前の人」にまでなっていきます。
これが周囲の変化です。
③双方のズレ
あなたは頑張る役割を始めた当初の意識のままでいます。その時に受けた周囲からの評価を「成果の一部」に見込んでいます。
でも周囲はあなたの変化(成長)に合わせて「あなたが何をしてくれる人(=役割)」なのか、への認識を変えていきます。
あなたは昔と同じ評価を期待し、周囲は今のあなたへの評価をする。
ここにズレが生じます。
それによってあなたは「頑張っているのになぜか評価されない…」という葛藤を抱えてしまうのです。
4.このまま「頑張っている状態」を続けると起きること
自分が決めた・背負った役割を果たすために頑張るのは価値があることです。それは揺らぎません。そしてそれはあなたも十分理解しているでしょう。
では、期待した評価が得られなくても頑張るべきだ。
……とはなりません。
評価されなければ頑張ることが難しいから、というのも理由の一つだし、評価によって自分の頑張りが正しいのか、周囲とマッチしているのかをあなたは確認しているはずです。
つまり、評価が得られていない、と感じながら頑張るのは、「自分が頑張っていることは無駄なのかも」という不信感を生み、それが高じて「自分がやっていることは間違っているのかも」という疑念になり、最終的には「評価されない自分はここには必要ない」という無力感に育ってしまいます。
誰かのために、何かのために頑張るという行いが、明確な問題を起こしていないのに自己否定・無力感を生む、というとてつもない矛盾とパラドックスですよね。
この状態になってしまったら、もうどんな理由を考えようが、もう「誰か・何かのために頑張ろう」という気持ちは沸いてこなくなるかもしれません。
5.あなたの「頑張ってやり遂げる」役割を再定義する
この大きなズレは、放置すべきではありません。
では、どうしたらいいでしょうか。
もしかしたら
『周囲の期待に応えることが出来るように頑張る』
と考えたかもしれません。
でも、それは違います。
先ほどの話を思い出してください。
- あなた:昔の「成長前の」自分に対して行った周囲の評価を「成果の一部」と考えている
- 周囲:今の「成長後の」あなたへの評価をする
例えば、入社したての社員が頑張ってやり遂げたことへの評価の仕方と、入社5年目の社員が同じことをやった時の評価は同じではありませんよね。
ということは、あなたの中の「自分は〇〇をやり遂げることを頑張っている人」という役割を、今の自分に合わせて再定義するのです。
1.今の自分の状態を把握する
2.今の自分の状態を土台に、なんのためなら頑張りたいか、を考える
3.それを叶えるための「役割」は何か、を再定義する
これだけです。
そして「3」で決めた新しい役割を頑張ってみましょう。
この時点で、目的も、理由も、実際の行動も全て変化しているはずです。
6.まとめ
頑張っているのに評価されない。そのモヤモヤの正体は、努力不足ではなく「役割のズレ」にあります。
あなたは過去の自分に対して与えられていた評価を前提に頑張り続けている。
一方で周囲は、成長した“今のあなた”に対して評価をしている。
この認識のズレが、評価されないという感覚を生み出しているのです。
この状態のまま頑張り続けると、やがて「自分のやっていることは間違っているのではないか」という疑念に変わり、自己否定や無力感に繋がっていきます。
だからこそ必要なのは、さらに頑張ることではなく、「今の自分に合わせて役割を再定義すること」です。
もし今、「頑張っているのに評価されない」という違和感を抱えているなら、それは変えるべきサインです。
どこがズレているのか、自分一人で整理するのが難しい場合は、外からの視点が必要になります。
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