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カウンセリングが必要な人ってどんな人?チェックシートでセルフ診断

「カウンセリングが必要かどうかわからない」「受けようかどうか迷っている」そんな人は多いのではないでしょうか。人によって悩みの深さや心身の状態が異なるので、どういった時に相談すればいいのか悩むことでしょう。今回は、カウンセリングが有効に働くケース、また、カウンセリングが必要なのはどういったケースなのかについてご説明します。

カウンセリングが必要な人とは

カウンセリングは、特に医療的な意味では医師と本人、それぞれの合意があって初めて行われます。医師がカウンセリングが必要だと思っても、本人にその意思がなければ、カウンセリングは行われません。なぜなら、カウンセリングは、本人が自発的に取り組まなければ効果が期待できないからです。

また、本人がカウンセリングを求めていたとしても、その時点での状態により、医師が対話することが困難だと判断すれば、やはりカウンセリングは行われません。本人は大丈夫だと思っていても、対話によって本人に負担がかかってしまっては意味がありません。こういった場合は、カウンセリング以前に休養が優先されます。

では、本人にカウンセリングを行いたいという意思があるとして、医師はどういった際にカウンセリングに合意するのでしょう?

【薬物療法や休養だけでは回復が期待できないと判断した場合】

うつ病のように心身に不調を及ぼす病気は、それに至った経緯や本人の性格、考え方などが大きく影響しているケースが少なくありません。そのため、薬物療法や休養でいったんは落ち着いても、時間がたてばまた同じような症状が出てしまいます。場合によっては、さらに悪化してしまう可能性もあるでしょう。心理面のケアを行うには、本人の性格や考え方を見直す必要があり、その手段としてカウンセリングが必要となります。

【継続的なカウンセリングが可能な場合】

カウンセリングは一回で終わることはありません。継続して行い、経過を見ながら治療方法を模索していきます。そのため、継続的かつ根気強く進めていく意思が欠かせません。保険がきかない療法もあるため、経済的にも本人への負担が大きくなります。そのため、事前に確認したうえで、問題ないと判断できれば、カウンセリングが行われます。

心の負担を軽くするという目的でのカウンセリングも

前項では、医療的な意味でのカウンセリングについてお伝えしました。しかし、「うつ病といった具体的な病気を発症しなければ、カウンセリングはできないのか」といえば、そうではありません。

「病気でもないのにカウンセリングに行っても、受け付けてはもらえないのではないか?」 「もし、カウンセリングに行ったことを家族や友人、仕事仲間などに知られてしまったら、病んでいると思われ自分から離れていってしまうのでは?」といった不安を抱いていたとしたら、そういった心配は不要です。

カウンセリングを受けるのは、別に恥ずかしいことではありません。

例えば、「自分自身が本当は何を望んでいるのか知りたい」「自分のことをもっと好きになりたい」などのような目的達成のためにカウンセリングを利用するのもいいでしょう。

何かしらの不安、不満などをカウンセラーに話し、心の負担を軽くする目的でも構いません。「気持ちの整理をつけたい」といった場合にも、カウンセリングが効果を発揮する場合があります。

カウンセリングが必要かセルフチェック

カウンセリングは、病気でなくても受けることができます。また、診療ではなく軽い相談といった気持ちで受けても問題ありません。でも、過去にカウンセリングを受けたことがなければ、どのタイミングでカウンセリングに行けばいいのか悩んだり、迷ったりする人も少なくないでしょう。そこで、自分がカウンセリングを必要としているかどうかを判断するためのポイントをお伝えします。

【今のままではだめだと感じるとき】

仕事やプライベートでうまくいかないことがある。将来に対して漠然とした不安があり、「何とかしなくては」と思いつつ何もできないなど、現状に満足できないといった状態です。

【他人に対して不快、不安を覚える】

家族や友人、仕事の上司、同僚、部下など、自分自身ではなく、自分の周りにいる人たちに対し、何かしらの不快感、不安感を覚えている状態です。その理由は具体的であっても、漠然としたものでも構いません。

【最近ストレスを感じる】

前述したような不満、不快、不安を抱えているため、常にストレスフルな状態になっている。または、それほど強くはないものの、朝起きるのがつらい、満員電車に乗りたくないといった軽いストレスを感じる場合も判断材料の一つです。

【孤独を感じる】

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、従来のように人と会えず、一人になることが多く、気がつくと孤独を強く感じ、それが不安やストレスにつながるといった状態です。

はじめてのカウンセリング探し、不安な場合は行政運営カウンセラーの選択も

病気の時だけでなく、何となく気持ちの整理をつけたいといった際にカウンセリングが解決の糸口になる場合があります。

ただ、先にも述べたように、経験がないとカウンセリングを受けることに対し、「どういったプロセスで進めるのだろう?」と不安を感じることでしょう。また、費用についても相場がわかりにくく、「継続すると、どれくらいかかるのだろう?」と経済面の負担も気になるところです。

そこで、おすすめなのが、国や地方自治体の相談機関の活用です。保健所、精神保健福祉センター、児童相談所、療育センターなどさまざまな施設で相談に乗ってくれます。ほかにも、厚生労働省が行っている"働く人の「こころの耳SNS相談」"、各都道府県の政令指定都市では「心の健康電話相談」を実施しているので、まずは、SNSや電話で話を聞いてもらってみてはいかがでしょう。

カウンセリングは特別なことではなく、気軽に受けることができるものです。

一人で悩んだり、抱えたりする必要はありません。話を聞いてくれる場所があることを、どうか忘れないでください。

●全国の精神保健福祉センター一覧:厚生労働省


●こころの健康相談統一ダイヤル:厚生労働省


●働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』:一般社団法人日本産業カウンセラー協会


●児童相談所・児童相談センター:東京都