連帯保証人なら、亡くなった入居者の家財を処分できる?

「特殊清掃業者に頼んだのに、部屋の臭いが消えていません」
「高い費用を支払ったのに、数日後から臭いが戻ってきました」
このような相談や、消臭をやり直してほしいという依頼が、全国から全花連本部へ毎日のように寄せられています。
依頼者の多くは、賃貸住宅のオーナーさんや管理会社、ご遺族です。
一度は特殊清掃と消臭が終わり、「これで部屋を元に戻せる」と安心していました。
ところが、部屋を閉め切って翌日に入ると、まだ臭う。クロスを張り替えても、床を交換しても、時間がたつと再び臭いを感じる。
その結果、入居者を募集できず、工事費用と空室期間だけが増えてしまうことがあります。
なぜ、消臭をしたのに臭いが残るのでしょうか?
原因の一つは、臭いを一時的に弱くしただけで、臭いの発生源を十分に取り除けていないことです。
強い芳香剤で覆ったり、オゾン脱臭機を動かしたりするだけでは、床や壁、細かな隙間に残った臭いの原因まで処理できない場合があります。
作業直後は臭いが弱くなったように感じても、室温が上がったときや、部屋を長時間閉め切ったときに、再び臭いが現れることがあります。
全花連へ相談されたオーナーさんの中には、すでに数百万円をかけて内装を解体したにもかかわらず、臭いが消えなかった方もいました。
その方は、こう話されました。
「最初から、臭いの原因を見つけられる業者に相談すればよかった」
特殊清掃で大切なのは、見た目をきれいにすることだけではありません。
どこから臭いが発生しているのかを調べ、汚染箇所を適切に処理し、作業後に本当に臭いが消えたのかを確認することです。
全花連では、特許を取得した「花輪式完全消臭」により、臭いの原因を分解する施工を行っています。施工後は、その場だけで判断せず、時間を置いて臭い戻りがないか確認します。
特殊清掃業者を選ぶときは、金額の安さや「オゾンを使います」という説明だけで決めないでください。
「臭いの原因をどのように調べるのか」
「消臭後は、どのように確認するのか」
「臭いが残った場合の保証はあるのか」
この3点を、契約前に必ず確認することが大切です。
一度の依頼で確実に解決するためには、片付けができる業者ではなく、臭いの原因まで処理できる業者を選ぶ必要があります。
あなたが依頼しようとしている、その特殊清掃業者で本当に大丈夫でしょうか?
次回は、「特殊清掃後に臭いが戻る業者」と「完全消臭を確認する業者」の違いを、分かりやすく解説します。


