山形の行政書士便り93バス運賃
練習
貸切バスの許可申請
このところ立て続けに貸切バスの許可の申請がある。
1件はタクシー会社が、もう一件は運送会社が申請をする。
貸切バスは軽井沢事故以来、5年ごとの許可制にいきなりなったり(これは
乱暴だと今でも思う)、更新毎に法令試験があり、必ず代表取締役(常勤の役員ではだめ)
が90点以上取らなければならない。
バス協会の安全評価いわゆる一つ星以上を取っていければ試験免除。
勿論お金がかかる。取っても更新がある。そのたびにお金がかかる。
法令試験は建前上は2度だけチャンスがある。
2度落ちると許可の取り消し。
そうなっては許可取り消し業者が増えると思ったかどうかしらないが、
運行管理者の基礎講習(3日間)を受けると受験資格が与えられることとなった。
2階落ちても3度目は基礎講習を受けた後に法令試験が受けられる。
どこにでも知恵者がいるものです。
法令試験も試験問題は公開されているが、北陸信越運輸局は条文の順番に試験問題が出ている。
東北運輸局はバラバラ。条文をひくだけで精一杯。
自動車六法は持ち込めるので六法で勉強するのが一番。
ここで勉強すると後々の経営に役立つ。それはその通り。
貸切バス事業の許可取り消し、更新は無理と思って廃業のとろこもでている。
そんな中、新規で貸切バスを始めようという人たち。
どうもスクールバス入札に狙いを定めてるよう。
旅行会社の下請のバスはもうからないし、あまりにも過酷。
地元ではどんどんバス会社が廃業している。
高齢化していてどんどん自家用車の自主返納が増えている。
地元の足はどうするんだ。
そこで貸切バス。地元に密着して、遠くに行かない。
そうだったら運転手も確保できるし、無理な運転をしなくてもいい。
そんなバス事業。
そのうちバスに荷物積んだりする併用の運行もやっていく。
地方には地方の運輸の在り方があってもいい。
そんな経営者を応援する行政書士事務所でありたい。
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