Mybestpro Members

今田早百合プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

貸切バスの許可354

今田早百合

今田早百合

テーマ:貸切バス

練習

貸切バスの許可申請

このところ立て続けに貸切バスの許可の申請がある。
1件はタクシー会社が、もう一件は運送会社が申請をする。

貸切バスは軽井沢事故以来、5年ごとの許可制にいきなりなったり(これは
乱暴だと今でも思う)、更新毎に法令試験があり、必ず代表取締役(常勤の役員ではだめ)
が90点以上取らなければならない。
バス協会の安全評価いわゆる一つ星以上を取っていければ試験免除。
勿論お金がかかる。取っても更新がある。そのたびにお金がかかる。

法令試験は建前上は2度だけチャンスがある。
2度落ちると許可の取り消し。
そうなっては許可取り消し業者が増えると思ったかどうかしらないが、
運行管理者の基礎講習(3日間)を受けると受験資格が与えられることとなった。
2階落ちても3度目は基礎講習を受けた後に法令試験が受けられる。
どこにでも知恵者がいるものです。

法令試験も試験問題は公開されているが、北陸信越運輸局は条文の順番に試験問題が出ている。
東北運輸局はバラバラ。条文をひくだけで精一杯。
自動車六法は持ち込めるので六法で勉強するのが一番。
ここで勉強すると後々の経営に役立つ。それはその通り。

貸切バス事業の許可取り消し、更新は無理と思って廃業のとろこもでている。
そんな中、新規で貸切バスを始めようという人たち。
どうもスクールバス入札に狙いを定めてるよう。
旅行会社の下請のバスはもうからないし、あまりにも過酷。
地元ではどんどんバス会社が廃業している。
高齢化していてどんどん自家用車の自主返納が増えている。
地元の足はどうするんだ。

そこで貸切バス。地元に密着して、遠くに行かない。
そうだったら運転手も確保できるし、無理な運転をしなくてもいい。
そんなバス事業。
そのうちバスに荷物積んだりする併用の運行もやっていく。
地方には地方の運輸の在り方があってもいい。
そんな経営者を応援する行政書士事務所でありたい。
事業内容はこちらへ。
http://www.tsuukokyoka.com

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

今田早百合
専門家

今田早百合(行政書士)

行政書士法人ワンチーム

運送業、貸切バス、タクシー運輸関する許認可の専門事務所です。並行輸入、保安基準緩和、連結検討等、特殊車両の導入から、通行許可を取って道路を走行できるまで、強力にサポートすることができます。

今田早百合プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

「運ぶ」仕事を全面支援する運輸関係許認可のプロ

今田早百合プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼