LADY GAGAの靴を作った 若きアーティスト 館鼻則孝

上野由理

上野由理

テーマ:美脚にかかせない靴

LADY GAGAの靴を作った 若手アーティスト館鼻則孝さんのお話を伺いました。



アーティストなので作品を作る。芸術ですが、見る立場つまりアーティストとして自分の物差しで判断、自分の意見を言えるようになってもらいたい。

日本において、日本の方々がアートの見方がわからない、そこもお話しておきたい。

私のバックグラウンドになる話をしていきたい。

館鼻家の家業は「銭湯」歌舞伎湯という。
新宿の歌舞伎町で70年の間、銭湯を営む。現在、新宿ロフトは実家のビルです。

館鼻家の家業は銭湯
本家は富山で、富山から新宿に出てきて銭湯をする

母親は人形作家であり、講師である
シュタイナー教育で使うオルドロフ人形という教育思想に基づいた人形を作っていた。
お人形に囲まれていたので男の子っぽいわけではない、人形の顔がシンプルなので子供が楽しいことがあった、見た目は全く普通なのですが悲しいことがあった自分の感情を映すような鏡の人形であった。
お母さんの作ったシロクマさんのぬいぐるみも作って触ると骨格もあった。
羊毛の密度の差でお母さんの手を握ると触覚的に、感覚で教えるおもちゃでもあるが、知育玩具であった。

小学校に入って大きくなってゴジラやウルトラマンなどが友達の家にあって買って欲しいといったらお母さんが作ってくれた。これをもって友達のキングギドラには勝てない。(笑)

館鼻少年も母親の影響でファッション業界に進む決意をこのときにする。
春休み、美大受験のための予備校受験に通う予備校に通う。人に関わる、人を飾る仕事、デザイナーになりたいと思った。

美術からスタートした。
シューズデザイナーであり、アーティストである予備校に行くにも美大に行きたかったけど今は人形作家のお母さんの影響が強い。

中学、高校で図工や美術では絵は上手いと思っていた。人にほめられて快感になって絵を描くようになる。できると思っていた。
実際に絵がうまいかどうか、神奈川県中の絵が上手な子が集まっている高校に進学。デッサンが一番ヘタクソでした。それからやめたくなった。
俺はファッションデザイナーになると思った。
手で物を作る、絵は書きたくない。初めて作った靴は高校生のときでした。帽子、ジャケット、ズボンと作って靴がなかったから、、、

お母さんの「好きなもの、欲しいものは自分で作りなさい」が今の館鼻を作った。材料は惜しみなく、勉強も惜しみなくがんばらせてくれた。
母親は全部手作りにこだわっていた。着るもの食べるもの全て

受験は近づくので結局2浪、予備校も5年いたデッサンは200枚以上書いた。最終的に東京芸大に入った。
保守的ですが、勉強になった。
とにかく「世界で活躍するデザイナーになりたかった」、しかし日本がファッション基地ではなく本場のパリに行って洋服のことを勉強して作ったらまねっこになる。
日本にもファッションがある。日本から発信しようと思った。日本の文化は着物なので、東京芸大で学んだ。

改めて気づいた、「アイデンティティは日本人」だと実感。世界に目を向けて考えたときに「日本の文化を武器に」できないかと考えた。ヨーロッパで戦うために日本の文化を武器にする為に大学を選んだ。日本の文化や芸術活動を勉強した。着物や友禅染、日本画も手がける。自分のスタイルを模索、ファッションデザイナーで表現するために新しいものが作りたかった前衛的な、新しい時代を作りたかった。「日本のファッションリーダーは花魁」で花魁道中を思いついた。

「自分は前衛的で新しい日本の文化を創るべきだ」と思った。作品を作った。
カラスの着物を着ている花魁道中を見つけた。カラスは死の象徴、現代人が好きなスカルのTシャツを思い出す。ファッションのためにきている。
メッセージ性が強い。ファッションリーダー花魁、トレンド的。私はこういうのきているのかっこいいでしょ?カラスの絵が入った下駄。大学4年生の作品はイギリスのビクトリアンアルバート美術館に飾られる予定だそうです。

卒業制作で古典的な文化を取り入れた靴を作った。それが花魁道中で履いていた30センチの下駄と靴を掛け合わせたものを作った。この靴の写真をメールにのせて自己紹介を書いていろんなところに送った100通送った、3通しか帰ってこなかった一人アメリカのファッションジャーナリスト、イギリスのファッションブロガーさんと、レディガガのスタイリストでした。

卒業制作を東京芸大の先生に評価をあおいだところ、俺にはわからないから友達に聞いてくれと言われた。
「自分では自信があった」。

仕事にありつけなかった時でもあきらめなかった、するとガガのスタイリストニコラさんから返事が来た。日本に来日してミュージックステーションにでるので1週間後に出るまでに靴を作ってとリクエストをもらった。
卒業制作の色違いを提供した。
お母さんと一緒にミュージックステーションを見ていたらガガが自分の靴を履いて出てくれた。
ガガはたくさんテレビで紹介してくれた。レッドカーペットでも履いているガガを見て花魁道中を思い出して感慨深いものを感じた。思いを形にしているので嬉しかったそうです。

海外がどういう風にみているか?絶賛してくれる
日本ではどうか、ガガの股関節症はあの靴か?(笑)と紹介させていた。

日本は吸収する、編集するのが上手。僕は違う、オリジナルの日本のアイデンティティを提案している。

デザイナーは答えを出すがアーティストは提案したり疑問を投げかけるのが仕事。オノ・ヨーコはストロベリーフィールズを作って平和を投げかけている。

日本にある誤解「ヴィクトリアベッカムも靴を履いていないし、ガガもライブで館鼻の靴を履いていない」そうです。(笑)

日本の文化先進国になれないのはこういうこと。日本人が日本人を応援しないのはそこでしょうか?と投げかけた。

98パーセントは海外の方が買われるそうです。僕の靴が美術館に収蔵されるのは古くないから。

ガガに25足提供しています。現在彼女の専属です。



ジャスティンヒーバーからオファーももらったが断りました。

卒業制作が転機になる。古典的から新しいものを混ぜた。自分のことが気になった、自分がどういう人物で、自分がどういう環境で、自分が何をすべきか、何を求めて、何を悩むべきか?真剣に考えた。自分のストーリーを考え直した。

深くさかのぼって振り返ったところ、過去を掘り下げることで未来が明確になる。自分の人生に隠れていて見つけられるか重要。ぜひ皆さんにも見つけて欲しい。

「根っこを深く掘ることで未来を見ることができる!」

「それが自分の軸をしっかりと見つめることで太く揺るがないものになると確信した。」

日本の文化を新しく提案した。自分が何をしたいか、手段は?目的は?手段として僕は靴を作る、目的は日本の文化を知ってもらう為。

日本のコムデギャルソンに認めてもらい全国を廻る

高校からものを作っていて、怖いもの知らずの面も。
高校から世界で活躍するデザイナーになりたく、日本人で海外で活躍している人に会いにいった。

ショップ店員に高校一年生で、名刺を手作り作品の写真をとりまくった。実際に芽が出て8年越しで実る結果に。今思えば無茶をしたけど、行動しておけば何かに結びつけることをしよう。成功するまでやり続ける。失敗にとどめない。

ニューヨークのメトロポリタン美術館で収容される。死んでも残るのかと思うと気が重い。美術館は人類の歴史をアーカイブされる。その中の一ページで私の靴を残す理由
3年前に卒業して、ファッションデザイナー第二次世界大戦が終わって着物より洋服が主流になっている、日本のアイデンティティがなくなったわけではなく、僕のファッションでは下駄や着物を表現しているから新しい1ページを刻んだと思って世界で必要だから美術館に保管するべきだと判断されたと思う。文化活動で作品と名前が残る。

僕は靴を作る必要がないと思って1年作ってない。3年ブランド継続するべきだと思ったそうです。加えて他のアート作品だったり啓蒙活動を積極的に作ろうと思った。文化活動をしているアーティストとして見る。

勇気を持って、これが良いと思ったら主張する力が大事。評価が大事

アーティストは作品、皆さんは責任を持って作品を見てもらいたい

小さいけどギャラリーを作った。
ポケットというギャラリーで若手のアーティストを見てもらうスペースを作られています。僕はパトロンが5人海外にいるけど、アーティストとして食べていくためには趣味でなく本気で見てもらうスペースが必要と痛感している。

北館洋一郎さんとスニーカーブランドを立ち上げたそうです。T6Mその中にギャラリーがあるそうです。

■T6M恵比寿店
住所 東京都渋谷区恵比寿1−20−3
TEL 03-6452-2666
時間 13時から20時
定休日 日曜日

恵比寿1-20-23

若手のアーティストを育成する動きもしている。

私は、彼と知り合い。自信が出ました。むちゃくちゃなことして廻った取材して、記事を書き、自分を売り込み。私しかできないだろうと美脚にするすごい自信でやり続けているのでこのままで間違いないと確信しました。読んでいただきありがとうございます。これは私の永久保存版。



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上野由理
専門家

上野由理(美脚専門家)

ノーブル合同会社

美脚の専門家でもあり講師でもあります。足・靴・歩行から美脚へ。コラムの連載や、取材や執筆・美脚相談・社内研修・美容&健康&スポーツの講演やトークショーなどコンテンツからニーズに沿ってお手伝いします。

上野由理プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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