ゆるい靴を履いていることによっておこりやすい「前すべり」
前回紹介しました合皮の代表ともいわれるポリウレタンの湿式合成皮革に近いけど、湿式合成皮革との大きな違いは、基布(きふ)を構成する不織布にあり、ポリエステルなどの繊維片を絡ませてウレタン樹脂をしみこませることで、極めて天然皮革に近い構造になりました。
スエード調人工皮革は、不織布にポリウレタン樹脂をしみこませるか、表面に微多孔層を形成されたものをバフ仕上げして作られる。
また、マイクロファイバーの不織布を用いることによって、極めて天然皮革に類似した構造を作ることができる。これによってはじめて革の構造に近い皮革の代替素材が出来たといえます。
人工皮革のスムースとスエード