お悔やみの言葉はどうすれば…

勝山宏則

勝山宏則

テーマ:マナー


喪家では通夜、葬儀・告別式の準備を始め、葬儀社との打合せなどで

多忙のため、弔問は出来るだけ短く済ませるのがマナーでしょう。

そのため、玄関先などでお悔やみを述べ、改めて通夜、葬儀・告別式に

参列する旨をご遺族に伝えましょう。

テレビドラマや映画のワンシーンで、弔問客がご遺族に故人様との

対面を申し出るケースを見かけますが、これは避けた方が良いでしょう。

ご遺族からの勧めがあった場合、故人様との対面をするのがマナーです。

対面を勧められたら、特別の事情が無い限り受けるようにした方が良いでしょう。

対面の受け方は「ありがとうございます」などと一言お礼を述べ、焼香した後

故人様の枕元に座り、ご遺族が故人様の顔に掛かっている白い布を外して

くれるのを待ちましょう。顔を見たら、話掛けても良いですし、静かに合掌して

冥福を祈っても良いでしょう。一通り対面を終えたら、再び合掌し、一礼して

下がります。出来れば「穏やかなお顔ですね」などと、ご遺族を労わる言葉を

添えると良いでしょう。

もし対面が辛い場合は、その勧めを辞退しても失礼にはあたりません。

その際には、ご遺族の気持ちを傷つけないように

「生前の面影をそのままにしたいので」

などと辞退する理由を丁寧に述べましょう。

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勝山宏則
専門家

勝山宏則(葬祭ディレクター)

大成祭典株式会社

80年以上に渡り、冠婚葬祭を取り扱ってきた葬儀社「大成祭典」。ご遺族に寄り添った葬儀施行、徹底した社員教育によって高い顧客満足度を実現する。

勝山宏則プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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