弔辞をする際の注意点を教えてください

勝山宏則

勝山宏則

テーマ:マナー

弔辞は故人様をしのび、功績や業績などをたたえて、ご冥福を

祈る言葉です。また、最後の別れの手紙という意味もありますので、

これを踏まえた上で文章を考え、故人様に語りかける事が大切です。


●普段の話言葉で

厳粛な場所を意識しすぎて、難しい言葉や歯が浮くような美辞麗句を

並べて、故人様をたたえがちですが、それは間違いです。かえって

御遺族や会葬者には空しく聞こえます。

弔辞では普段の話言葉が基本です。そして、自分の素直な気持ちを

述べます。また、忌み言葉も禁物です。


●3分間程度にまとめる

限られた葬儀時間内で数人(通常は2~3人)が弔辞を述べます。

長くても3分間程度と簡潔にまとめるように心掛けます。


●4つの要素を盛り込む

弔辞に決まった形式はありませんが、次のような要素を盛り込み、

故人様に語りかけるのが一般的となっています。

 ① 故人様への呼びかけ

 ② 故人様を悼む

 ③ 故人様の経歴、功績、エピソード、ご遺族への思いやりなど

 ④ お別れの挨拶


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勝山宏則
専門家

勝山宏則(葬祭ディレクター)

大成祭典株式会社

80年以上に渡り、冠婚葬祭を取り扱ってきた葬儀社「大成祭典」。ご遺族に寄り添った葬儀施行、徹底した社員教育によって高い顧客満足度を実現する。

勝山宏則プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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