会葬者や弔問に訪れた方に対するお礼状はどうすれば…
弔辞は故人様をしのび、功績や業績などをたたえて、ご冥福を
祈る言葉です。また、最後の別れの手紙という意味もありますので、
これを踏まえた上で文章を考え、故人様に語りかける事が大切です。
●普段の話言葉で
厳粛な場所を意識しすぎて、難しい言葉や歯が浮くような美辞麗句を
並べて、故人様をたたえがちですが、それは間違いです。かえって
御遺族や会葬者には空しく聞こえます。
弔辞では普段の話言葉が基本です。そして、自分の素直な気持ちを
述べます。また、忌み言葉も禁物です。
●3分間程度にまとめる
限られた葬儀時間内で数人(通常は2~3人)が弔辞を述べます。
長くても3分間程度と簡潔にまとめるように心掛けます。
●4つの要素を盛り込む
弔辞に決まった形式はありませんが、次のような要素を盛り込み、
故人様に語りかけるのが一般的となっています。
① 故人様への呼びかけ
② 故人様を悼む
③ 故人様の経歴、功績、エピソード、ご遺族への思いやりなど
④ お別れの挨拶