葬儀後の挨拶回り 【故人様が生前特にお世話になった人々への挨拶】
故人様が生前に愛用していた品物(時計・宝飾品・着物・万年筆など)を
近親者や故人様のご友人・知人に贈ることを「形見分け」と言います。
形見分けは江戸時代から続く慣わしですが、贈る際にはマナーがあります。
【マナー①】 忌明けに贈ります
一般的には四十九日法要後に贈ることが多いようです。
【マナー②】 予め、相手方の意思の確認をします
形見分けはありがたく受け取るのが基本ですが、人によっては辞退する
ケースも考えられますので、前もって確認しましょう。
【マナー③】 目上の人には基本的に贈りません
ただし、申し出があれば贈っても構いません。
【マナー④】 形見は包まないで、そのまま贈ります
贈答品ではないので、そのままの状態で贈ります。