高校生の期末テスト対策 『こころ』(夏目漱石)の解釈はこれで万全!
国語力を向上させる鍵は「心」からのアプローチであり、その「心」とは好奇心などを含んだ広義の「心」であるところまで、ご案内しました。
では、具体的にはどのように子どもたちに接して行くかということですが、情緒的な想像力というものを求めうるのは、小学5年生ぐらいからが標準的なところです。また当然、個人差、年齢差(同じ学年でも、生まれ月によって発達の度合いが異なります)、環境や体験の差があり、一概には言えません。が、おおむね5年生のクラスなら、幅広い題材を用いて、学校や友人、友情、(ある程度の)異性への感情、人間関係に対する考え(「いじめ」についてなど)等々、いろいろな面から気持ちを問うて行くことができます。
6年生ももちろん同様ですが、逆に年齢が上がっている分、子ども自身の実際の環境との関連に、配慮が必要です。また、ある意味で5年生より思考が「固まって」しまっている子も出て来ます。
4年生以前はどうでしょうか。実は4年生が、少しずつ題材の幅を広げはじめる学年であり、1学期と2学期(学年の前半と後半)の違いも大きいのです。学校の教科書では、
戦争に行って帰って来なかったお父さんと、その顔を覚えていないほど幼い少女の物語である『一つの花』(今西祐行 作)が掲載されています。「戦争で食べるものがなかった」「幼い娘を置いて戦争に行き、帰って来なかったお父さん」といったことを、受けとめることが可能になる年代ということです。ですからこの学年では、様子を見ながら、その子(たち)に合った内容で、幅を広げて行くことが大切です。
小学校低学年につきましては、改めてお伝えさせていただきます。
国語力を向上させる「心」とは、広義の「心」です。
「心」からのアプローチが、国語力を向上させます。
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国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
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