思春期入り口の英語教育、”トランジッション・クラス”のすすめ
信頼できるママ友からの情報は本物
(※このコラム画像は、豊田と娘、凜子のオーストラリア母子留学の様子です。)
最近、若いお母様のお友達同士の口コミでご入会され、基礎の新クラスが立ち上がっています。
そのお母様のお一人が、「習い事や小児科など、子どもについては信頼できるママ友からの情報が何より確実です。」とおっしゃっていました。
全くその通りだと思います。
誰よりも我が子の側にいて、我が子の幸福を願っているお母さんの情報、もっと言えばその「直感」は本物に違いありません。
私がフォニックス英語教授法に出会ったのも、まさに私の母の直感でした。
現在83歳になる私の母は、私が小学生の頃、南信州にある飯田市で看護学校の教師をしながら、その市の小さな町の初の総合病院を、総看護士長として立上げをしていました。
よって、当時、母は家にいたためしがなく、家事や育児は、母よりは多少時間がある高校の国語教師だった父親が主に担っていました。
(そう、亡き父は、元祖育メンだったのです!)
そんな母が、ある日、病院でドクターたちが「あの英語塾に行くと発音が良くなるらしい。」と話すのを小耳にはさむや否や、次の日にはもう、私をその英語塾に放り込んでいました。
母の直感が働いたのでしょう。
それが、まさに「フォニックス」を教える英語塾だったのです。
その塾は、車でないと通えない場所にありました。
驚くべきことに、母はその超多忙なスケジュールの合間を縫い、その英語塾への送り迎えだけは決して欠かさなかったのです。
私が中学に上り、英語の成績が学年トップになると、母は、私の妹たち二人をその英語塾に入れ、やはり欠かさず送り迎えをするという、同じ責務を平等に果たしたのです。
おかげで今の私があります。
二人の妹たちは、それぞれ「映像関係通訳者」と「英語を使える医師」になっています。
皆、あの時の、母の直感、決断力、先見性のおかげです。
更に、当会は「ユニセフさんで働きたい。」と小3の時夢を語った我が子に、まともな英語教育を身につけさせたいと、あちこち探しまわった結果、いずれも納得がいかず、結局、豊田自身で立ち上げたことが始まりです。
その娘も、この9月からカナダのトップ、トロント大の国際関係学部に転部し、国際機関で働く夢の一歩を踏み出しました。
つまり、当会は、世代を超えた「母の直感」が礎(いしずえ)となっているのです。
母親業ほど、自分自身を成長させる「業」はない。
この世に母親業ほど大変な仕事はありません。
まして、生成AIの出現などから、この先どんな世界になっていくのか見当もつかない時代です。
「母親になるのは、コストもリスクも高すぎる。割に合わない。」
と多くの若い女性たちが判断するのも当然かもしれません。
しかし、母親業ほど、自分自身を成長させる「業」はありません。
無我夢中の子育ての中で、様々な潜在力が引き出されているはずです。
いわば、火事場の馬鹿力を何度も何度も試されている内に、私たち母親は、どんなに時代でも、我が子に伝えるべき、人としての普遍的な価値を知らずの内に身に着けていると、私は信じています。
当会を選んで下さったお母様方たちを観ていると、それを実感するのです。
最近、送り迎えをする、育メンお父様の姿が目立ってきたのも、とても嬉しい傾向です。
先日の母の日にちなみ、当会を選び、大切なお子様たちを預けてくださった全てのお母様たちに、心から感謝と敬意、祝福を送りたいと存じます。
Global kids英語会代表
豊田朋子