月経前症候群(PMS)と不妊症薬草「柴胡」の話
今回のお客様は、
30歳より不妊治療を開始し、AIH6回、体外受精2回したが、受精卵が成長できないといいます。
持病で1型糖尿病があり、インスリンを注射しています。
体質は、身長159㎝体重63㎏とやや太めで、便秘、肩こり、吹き出物があります。
漢方薬の大柴胡湯(煎じ薬)と桂枝茯苓丸を調合。
飲み始めると、便秘が改善され、基礎体温表も整い始めたといいます。
漢方薬服用後3か月で採卵しましたが、やはり受精卵の成長は止まりました。
ただ体調は良くなっていたため、そのまま同処方を継続。
半年後に採卵した際、受精卵は胚盤胞まで成長し移植に成功。
漢方薬は便秘がひどかったため、桂枝茯苓丸加大黄にして様子をみましたが、流産することなく、無事にご出産されました。
漢方薬は、自己判断で服用すると危険な場合がございます。必ず医師・薬剤師にご相談してください。