マイベストプロ東京
鈴木寛彦

不妊で悩む女性の思いに応える漢方薬の薬剤師

鈴木寛彦(すずきひろひこ) / 薬剤師

不妊専門 むつみ薬局

お電話での
お問い合わせ
03-3563-6238

コラム

おめでた(治療歴10年を経て)…44歳の女性。

2018年9月27日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:妊活と不妊症(薬局の現場から)

コラムカテゴリ:医療・病院



34歳のころより不妊治療をしているようですが、一度も妊娠したことがないといいます。体外受精も、初めのころは採卵して毎回受精もできていたようですが、最近では空胞やすぐに分裂が止まることもでてきたといいます。体質は、目の下のクマ、舌の裏の静脈のうっ血、足の冷え、肩こりなどがあります。基礎体温表の高温期が、36.6度前後が多いです。
  漢方薬の桂枝茯苓丸料(煎じ薬)を調合。飲み始めて3か月がたった頃より目の下のクマ、舌の裏の静脈らが改善しました。ただ基礎体温の温度は変わらずでした。その後当帰四逆加呉茱萸生美湯(煎じ薬)に変えました。すると次第に高温期が上昇。36.8度前後まで上がりました。体温が上がってから3か月がたった頃採卵し、受精に成功。その後胚盤胞まで育ち移植。漢方薬を當帰芍薬散料に変えました。受精卵は無事に着床し成長。漢方薬はそのまま継続し、無事にご出産されました。

この記事を書いたプロ

鈴木寛彦

不妊で悩む女性の思いに応える漢方薬の薬剤師

鈴木寛彦(不妊専門 むつみ薬局)

Share

関連するコラム

鈴木寛彦プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ東京
  3. 東京の医療・病院
  4. 東京の薬局
  5. 鈴木寛彦
  6. コラム一覧
  7. おめでた(治療歴10年を経て)…44歳の女性。

© My Best Pro