コラム
おめでた(治療歴10年を経て)…44歳の女性。
2018年9月27日 公開 / 2021年3月1日更新
34歳のころより不妊治療をしているようですが、一度も妊娠したことがないといいます。体外受精も、初めのころは採卵して毎回受精もできていたようですが、最近では空胞やすぐに分裂が止まることもでてきたといいます。体質は、目の下のクマ、舌の裏の静脈のうっ血、足の冷え、肩こりなどがあります。基礎体温表の高温期が、36.6度前後が多いです。
漢方薬の桂枝茯苓丸料(煎じ薬)を調合。飲み始めて3か月がたった頃より目の下のクマ、舌の裏の静脈らが改善しました。ただ基礎体温の温度は変わらずでした。その後当帰四逆加呉茱萸生美湯(煎じ薬)に変えました。すると次第に高温期が上昇。36.8度前後まで上がりました。体温が上がってから3か月がたった頃採卵し、受精に成功。その後胚盤胞まで育ち移植。漢方薬を當帰芍薬散料に変えました。受精卵は無事に着床し成長。漢方薬はそのまま継続し、無事にご出産されました。
関連するコラム
- 卵管切除後に自然妊娠・・・29歳の女性 2021-02-24
- 自律神経を安定させる処方、さらに冷えを改善させる処方で自然妊娠 2020-02-21
- 母性をとり戻そう 2021-07-01
- 不妊症歴4年・・・ 27歳女性 2020-02-03
- 男性不妊 2021-10-25
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
鈴木寛彦プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。