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鈴木寛彦プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

天然色素 クチナシの実

鈴木寛彦

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テーマ:女性のための漢方薬



初夏に咲くクチナシの花は香りがよく、白くて可愛い花ですが、クチナシの実も古くから
色素や漢方薬として使われていました。
おせち料理の栗きんとんは栗の皮を剥いて茹でるときにクチナシの実を一緒に入れると実から色素が出て、とても鮮やかな黄色に仕上がり、見た目もよく食欲をそそられます。この黄色の色素はクロシンといい、にんじんや緑黄色野菜に多く含まれる色素β-カロテンと同じカロチノイドの仲間です。野菜の色素は色によって効能は違いますが、体に良い作用をすると考えられています。
漢方薬にも染物にもクチナシの実は古くから利用されてきました。
クチナシで染めた色を梔子色といい、梔子色の布は十二単にも使われていたそうです。
漢方ではクチナシの成熟果実を乾燥したものを山梔子といいます。消炎、鎮静、精神安定作用があり、漢方薬として現在でもよく使われています。   

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鈴木寛彦
専門家

鈴木寛彦(薬剤師)

不妊専門 むつみ薬局

不妊相談に特化。個人個人の体質や体の状態に合わせて、ベストな漢方薬を処方する。卵管閉塞や多嚢胞性卵巣症候群と診断された人が妊娠した例もある。半年から1年で妊娠する人も多い。

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