Mybestpro Members

鈴木寛彦プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

呼吸を助ける1分ヨガ

鈴木寛彦

鈴木寛彦

テーマ:女性のための漢方薬



漢方相談では、呼吸を大切にして、ゆっくり長く吐くことを意識して行ってくださいと、お話しています。それは、ヨガにも共通します。
 技術が進歩して、素晴らしいものが生み出され続けている現代では、常に新しい情報が飛び交い、ついて行くのに精一杯になっています。そして、更にSNSにより周りと比較でき、自分がどう見えているのか気になり、男女ともにストレスを抱え、呼吸が浅くなっています。時には周りとの比較も大事ではありますが、まずは毎日の自分の呼吸を比較し、イライラしていても無理矢理、深呼吸してみてください。それだけで少し毒素が排泄されることもあります。
 生まれた時から死ぬまで必要とする“呼吸”が、どんなに重要なものか、それは呼吸法を実践した人だけが知ることができます。
 呼吸法を行う際に、大切なことは正しい姿勢です。ヨガは、その呼吸を正しく行い、全身に酸素を滞りなく行き渡らせるための手段でもあります。
 まずは、正しく座ることから始めていきましょう。姿勢をただし、肩を軽く後ろに引いて胸を開きます。今回は、胸を開きやすくする1分ヨガを行っていきます。肩にトラブルのある方は、無理に行わないようにしましょう。
①椅子に浅く座り、両手を腰の後ろで組みます。肩甲骨を寄せます。
②組んだ手をお尻の方向に下げて、肘を伸ばします。
③身体を前へ倒して、できる方はお腹と太ももをくっつけます。
鼻から息を吸い、肩甲骨を寄せて、こぶしを天井方向へあげます。
鼻から息を吐いて、こぶしを頭の方向へ動かします。
この吸う、吐くを3回繰り返して、戻るときはゆっくり起き上がり、両手をほどきます。
 いすに座ったままできるので、ぜひお試しください。終わった後、ゆっくり呼吸をしてみると、初めより胸に空気が入りやすくなっているはずです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鈴木寛彦
専門家

鈴木寛彦(薬剤師)

不妊専門 むつみ薬局

不妊相談に特化。個人個人の体質や体の状態に合わせて、ベストな漢方薬を処方する。卵管閉塞や多嚢胞性卵巣症候群と診断された人が妊娠した例もある。半年から1年で妊娠する人も多い。

鈴木寛彦プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

不妊で悩む女性の思いに応える漢方薬の薬剤師

鈴木寛彦プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼