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鈴木寛彦プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

安眠は健康のもと安眠・・・No2

鈴木寛彦

鈴木寛彦

テーマ:漢方薬@基礎知識講座




眠れない方の睡眠法
①頭寒足熱・・・湯たんぽを使う睡眠法
 昨年の冬に陶器の湯たんぽを試しました。とても質のよい睡眠ができます。漢方医学では、頭を冷やして足を温める事は健康の秘訣と言われて来ました。寝る前の考え過ぎは、頭に血がのぼりモヤモヤしてしまいます。足を温めると頭の血液が下にさがり、眠気を催します。陶器の湯たんぽは朝まで暖かいので夜中のトイレも減らす事ができます。

②腸を動かす
腸は自律神経関与の臓器ですから自分の意思で動かす事はできません。ただ食後眠くなるように、腸が活発な方はよく眠ることができます。前々回に書いた「丹田呼吸法」を続けるとよいと思います。もちろん食べ物も大切です。特に甘いものは腸の働きを悪くしますので食べ過ぎには気をつけて下さい。また漢方薬では腸の緊張を緩めて自然な働きに戻していくものがございます。

 睡眠はリズムです。リズムが整えば良い眠りにつくことができます。また、寝る事は体力も必要です。運動が足りない方は体を動かし、動かすことができないかたは姿勢と呼吸を意識してください。そして誰でもできる事は、信玄公曰く「晴々した気持ちで」床につくことかもしれませんね。睡眠を意識してコロナに負けない身体をつくりましょう。
皆様、今年一年お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い致します。

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鈴木寛彦
専門家

鈴木寛彦(薬剤師)

不妊専門 むつみ薬局

不妊相談に特化。個人個人の体質や体の状態に合わせて、ベストな漢方薬を処方する。卵管閉塞や多嚢胞性卵巣症候群と診断された人が妊娠した例もある。半年から1年で妊娠する人も多い。

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