いろいろな空模様があっていい!
こんばんは。
今日は、自分の歴史を大切にしてほしいお話です。
自分の思い出は、必ずしも、性格とはいえ言えません。
過去の自分について、今の自分が思っている自分です。
そして、今を思い込んでいる自分で生きていることがたくさんあるのです。
受験などに失敗した自分、いじめられた自分、過去の栄光、自分の思い込み
そのようなところの感情や思い込み、
今の自分に必要のないものばかりだったりします。
でも、過去を切り捨てることをカウンセリングではしません。
一人一人が通ってきた過去を大切にします。
大人になった自分が、子供のころの失敗を責めることはしません。
小学2年生で掛け算ができなかったのは、まだわかっていなかっただけ、
6年生になったらいくらでもできるのです。
そして、6年生の自分が、2年生の掛け算でたくさん失敗した自分を
責めるのはおかしいと思いませんか。
その時、知らないことがあっただけなのです。
わかっていないことがあっただけなのです。
それは、自分のせいだけではありません。
あらゆる環境の要因もあるのです。
でも環境のせいにすると、その要因に縛られて生きることになってしまうのです。
そこで、カウンセリングは、その要因から解き放すのです。
過去の要因に反抗した態度をとると、
その要因から離れるのに、不思議なことにもっと時間がかかるようになってしまいます。
過去の要因は、過去のものです。
過去の歴史にしまって大切にしていくのです。
自分の歴史を大切にしてみてくださいね。
子育て中も、過去を整理する良いチャンスです。