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空き家になったら3年以内に売ったほうが。

2017年9月27日 公開 / 2021年2月26日更新

テーマ:不動産売買

コラムカテゴリ:住宅・建物

最近よく問い合わせがあるのが「空家問題」です。

よくあるのが、ご高齢になった両親のどちらかが亡くなって、
残った親が介護施設に入って空き家になったなど。

木造住宅は、空き家のままにしておくと劣化が進みます。

月に一度は窓をあけに行くとか、庭の雑草の撤去など
お困りの相談があります。
自分が住んでる家から遠いので、お世話が大変だという方も多いです。





以前は更地のすれば固定資産税が6倍になるので、
古い物件はそのまま放置している方が多くいましたが、
最近では危険な「特定空き家」に認定されると、
家が建っていても固定資産税が最大6倍に上がることになりました。

特定空き家に認定されるくらいの建物は
そもそも更地でないと売れないようなものがほとんどです。

そこまで劣化していない物件でリフォームしたら売却できるようなものは、
空き家になってから早めに売却する方が賢明です。

家を売ったときに利益が出たら譲渡所得税がかかりますが、
人が住まなくなった3年以内の12月末までに売ったものは売却益の
3000万円までは非課税になります。

よって、上記のような住まなくなった家を3年以内に売却した場合は、よほどの豪邸でないと
譲渡所得税はかかりません。

この記事を書いたプロ

藤本忠昭

物件の価値を高める不動産のプロ

藤本忠昭(エフステージ株式会社)

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