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収益物件・仲介物件と売主物件

2015年4月20日 公開 / 2021年2月26日更新

テーマ:不動産投資

コラムカテゴリ:住宅・建物

収益物件の売り物件は、

「仲介物件」がほとんどですが、なかには不動産業者が「売主物件」もあります。

「売主物件」というのは不動産業者が買い取ってリフォームなどを行い、
入居率を良くしてから売却するものです。

業者が売主の物件は2年間の瑕疵担保責任もあるので、
なかには外壁塗装や屋上防水まで行ってくれている物件もあります。

もちろん売主の業者の利益も入ってますし、すごく安く買えるわけではありません。
しかしリスクは仲介物件に比べて低くなることがほとんどです。

仲介物件は基本的に現状渡しで瑕疵担保責任なしになります。

売り急いで困って売却する物件に、入居率の良いものはほとんどありません。

何か問題があるから、入居率が悪くなり、家賃が入らないからリフォームもできなくなり
売らなければしょうがなくなるという物件がほとんどです。

よって、「仲介物件」の場合は買主自身で購入後、問題を解決し、
修繕を行い入居率を上げる努力が必要になります。
その分安く購入できる場合が多くなります。

当社でも売主の物件はありますが、入居者がどんな方か、
今後どのように運営していけば良いのかなどの、
ノウハウも売却時にお伝え出来たりもします。

不動産業者が「売主」の収益物件の方が、
良いものも結構あったりします。
どうしようもない瑕疵のあるような物件は不動産業者は買いませんし、
私自身も暫く持っていてもいいなと思うような物件しか購入しません。

高利回り重視で仲介物件を探すのも良いですが、
不動産業者の「売主物件」も検討してみれば選択の幅は広がると思います。

この記事を書いたプロ

藤本忠昭

物件の価値を高める不動産のプロ

藤本忠昭(エフステージ株式会社)

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