戦争を止めない人々
ウクライナへ西側諸国から大量の兵器弾薬が供与されている。
ゼレンスキーは市民にも武器を持って戦えと言った。
だから西側の武器弾薬は市民の手にも渡っている。
当初はきちんと追跡管理されていたそれらの兵器は、戦局が長引き厳しくなるにつれて把握が困難になってきた。
兵器は大変高価だ。そして兵器を手に入れたい組織は多く存在する。
それで横流しをする連中が現れる。
すでに報道されているくらいだから、もうかなりの数の兵器があまり芳しくない組織の手にわたっているに違いない。
ヨーロッパはきわめて危険な地域になった。
ウクライナの戦場から多くの武器弾薬が闇の中に消え、ヨーロッパ中に出回ることになった。
そのうちどこかの国の要人の車列に、ジャベリンが撃ち込まれるような事態が起るかもしれない。
多くの犯罪が兵器によって引き起こされるかもしれない。
ウクライナの戦争は戦場だけに留まらない。
人類の知恵を結集して一刻も早く戦争を止めなければいけない。