身内の戦争を忘れないために 庵原新聞への寄稿文
ゼレンスキーは正義の味方か?本当に英雄か?
戦争断固反対
人類の歴史は殺し合いの歴史なのか。何で戦争をやめられないのか。なんで話し合いで解決できないのか。いい加減に力で物事を解決することに終止符をうつべきだ。
世界の政治家たちからスタンデングオベーションなんてされているが、
彼が本当にするべきことは、首都にとどまって、男はみんな戦え、祖国のためにと出国を禁止したり,他国に参戦を煽ったり、武器を要求したりするのではなく。
本当にするべきことは、いやするべきことだったことは。
ウクライナの国民ために、政治家として大統領として、何としてもロシアの武力侵攻をさせてはならないという外交努力だったはずだ。それこそ命を懸けてもそれをするべき立場にあった。
していたはずだが。
国境に緊張が高まっているときに、どのような交渉を、話し合いをロシアとしたか。
NATOを恐れているプーチンと膝を詰めて話し合ったならば、事態はこんな事にならなかったのではなかったろうか。避けられた軍事介入だったのではないか。
彼の言うことを聞いていると世界はどんどん戦争に巻き込まれていきそうで危うい気持ちになる。
一国が一方的にすべて悪くて戦争は起こるのではなく、戦争の原因は複雑で、戦争に踏み切らざるを得ないような状況に追い詰めた側にも責任はあるのではないか。
そういう議論がこの日本でなされていないことがちょっと怖い。何のためらいもなく西側一辺倒で、アメリカの言いなりになっている国にいて、80年前に日本が置かれていた状況を振り返ってみる必要を感じる。
日本のマスコミよ、しっかりしてくれよ。