街道筋の家 東海道本線 田舎の駅に暮らす
街道筋の家天井の仕上げ。
町家の天井には特に天井を貼っていないものがあります。
梁の上に二階の畳下地の板を貼ってあり、その板がそのまま天井の役割をしている。
これを踏み天井ということがあります。
踏み天井の板に和紙を貼った仕上げ。
上品です。洗練されています。
きれいです。
照明は障子で蛍光灯を隠しただけのものです。
踏み天井をそのまま。板が見えています。
野趣があります。民家っぽいです。素朴です。
こっちがが好きだという人もたくさんいらっしゃると思います。
照明は障子でかくしただけ。
こういう梁の利用の仕方もあるのです。
通り土間のアールの天井。
これは鉄骨の補強材を意匠的に利用したものです。
建築下地材の野縁をそのまま使っています。
これもすのこ天井と言っていいでしょう。
広縁の天井。
軒先の仕上げがそのまま屋内に入ってきた仕上げ、掛込天井の勾配をそのまま利用して。
垂木の間に断熱材を入れて和紙を貼ってあります。
古い民家の仕上げに現代的な仕上げを施す。
ぐっとおしゃれになります。