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若山誠治

素材を生かした木の家から数寄屋建築まで、エコデザインのプロ

若山誠治(わかやませいじ)

株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽

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コラム

鐘楼の補強 除夜の鐘

2019年1月7日 公開 / 2019年3月13日更新

テーマ:お寺

鐘楼の補強

荷重の分散

桧の梁

桧の梁で荷を受ける
ことしは何年かぶりに地持院に除夜の鐘を突きに行ってきました。
コンクリート製の鐘楼がだいぶ痛んでいたので昨年暮れに補修補強をさせていただいたので、今年は除夜の鐘を突かせていただこうと思った次第。

大鐘の荷重がコンクリートの梁に集中してその影響で屋根までにクラックが入っていた。
爆裂の補修だけでなく荷重の受け方を変える必要があった。
最初の計画では鉄骨の補強梁を入れるつもりだったけれど、錆などによるメンテナンスの事を考えて木梁を補強に入れることにした。木ならばメンテナンスがほとんど不要だから。
狭い屋根裏に太い木梁を入れるために、実物大の模型を作って入れてみたりした。
木梁のたわみは30mmに想定して、鐘を釣った状態でコンクリートの梁にわずかに触れるように設定した。鐘を釣った後確認したところまだ10mmの余裕があった。いずれ木梁のたわみが進んで木梁とコンクリートの梁が密着することがあるかもしれないが、今のところコンクリートの梁に荷重はかかっていない。安心です。

ということで私は除夜の鐘を安心して突くことができたのでした。めでたし。

seiji.wakayama

雨中有楽

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