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若山誠治

素材を生かした木の家から数寄屋建築まで、エコデザインのプロ

若山誠治(わかやませいじ) / 一級建築士

株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽

コラム

茶室の下地窓を作る。塗り残し窓。

2017年9月5日

テーマ:数寄屋

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 茶室 設計茶室

お茶室の定番、下地窓を作ります。


まずは材料。



下地の竹。今回は箱根の矢竹を使います。


そして、これは藤蔓。
前の晩から水に漬けて柔らかくしておきます。


道具はこんな感じ。


こんな感じで下地の竹を並べる。
感覚は9分、一寸、から一寸2分くらい。


縦長だから立ての感覚を広くしている。
下地の本数をバランスを考えて並べていく。


藤蔓をかける。今回は横から。
わざとらしく、奇をてらったりしない。
余計なたくらみは必要ない。
壁下地を編む気持ちで藤蔓をかける。
自然に変化も面白みもいつか出てくるもの。


仕上がりました。
これを持って現場に行きます。

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