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蓄膿症と漢方薬…19歳の男性

谷津吉美

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テーマ:漢方薬で良くなった症例

4~5年前より鼻づまり、後鼻漏、頭痛がするようになり、病院で蓄膿症と診断されたといいます。抗生物質を飲むと少し良くなるようですが、長期服用に抵抗があり、漢方で体質改善したいとご相談に見えられました。体質は、肩こり、吹き出物、湿疹があり、肉類、脂っこいものを好みます。鼻汁は黄色くドロッとしたものが出て、時々鼻血が出るといいます。

 自家製漢方薬の煎じ薬を調合。飲み始めて1か月後、鼻汁がたくさん出た後、鼻が少し通るようになったといいます。さらに1か月後、鼻づまりが減り、吹き出物が出なくなったといいます。漢方薬をさらに継続していくと、頭痛、後鼻漏も改善していき、1年がたったころには鼻づまり、後鼻漏はなくなりました。

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谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

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