気候の変化が病をもたらす六淫のお話
最近でも、手を低温やけどして手術を勧められた方や、飛んできたアイロンをつかんで火傷した方が紫雲膏でよくなって紫雲膏のすごさに驚くばかりです。むつごろう薬局でお渡しするリーフレットにはしもやけ、やけど、ヘルペス、痔、床ずれ、荒れ性など紫雲膏で救われた方々の例が載っていますが、1つだけ紹介します。
やけど 熱湯を大腿にかぶったMさん
50才の主婦。夕食の支度中に誤って右足の大腿に熱湯をかけてしまった。冬の寒いときであったが、そのまま衣類の上から水道水で30分洗い流して来ていただいた。
見ると大きな水疱が方々に出来て苦しがっている。早速水疱は破らないでリント布※に紫雲膏を3ミリの厚さにべっとりとぬり、その上に綿花を当てて軽く包帯をした。翌日は脱脂綿は汁を吸って汚れていたが、患部をオリーブ油で軽くふいて再び紫雲膏をべっとり、3日目患部が黒ずんでひどく汚ない。このままで大丈夫?かと本人は不安がっているが、5日目頃になると患部に薄皮が張って来て周囲から治り出して3週間で化膿もせずアトも残さずすっきりと治ってしまった。本人の驚き不安が激しいので救逆湯という漢方薬を内服させ、やけどで熱い思いをしたのだから寒い冬でも熱い飲み物や食べ物は極力控えさせた。
※またはガーゼ5~6枚を合わせたもの
わきがにも紫雲膏https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/5132087/
火傷してしまったら‥紫雲膏!! https://mbp-japan.com/shizuoka/mutsugoro/column/5104078/