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谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

不眠 うつ 37歳 女性 

谷津吉美

谷津吉美

テーマ:漢方薬で良くなった症例



体質: やせ方、気が沈む、思い悩む、人に気を使う、寒がり、手足の冷え、喘息、食後眠い、不眠(熟睡できない、途中覚醒、多夢)、低血圧(90,50)、大便1日1回、小便1日5-6回、夜間3回、頭痛、めまい、立ちくらみ、唇の乾き、アレルギー性鼻炎、胃弱、腹冷(冷え腹で下痢)生理不順(月2回のときあり)、睡眠時間8時間、運動マラソン、睡眠剤、抗打うつ剤朝1種類、寝る前4種類(ロゼレム、パキシル、デパス、ほか1種)服用中。サプリメントは5種類服用中。以前エキス剤漢方薬服用(肩こり、冷え)で効果なし。
既往歴: 子宮外妊娠で左卵管切除 急性胃炎、蕁麻疹
家族歴:C型肝炎(母親)
舌診:湿潤して微白苔、舌深静脈怒張なし
経過
半年前から病院で薬を処方されてのみ続けているが一向によくならず、薬は少しずつ増えていて、夜は2時間ごとに目が覚める。本人の希望もあり、抑肝散を60日間服用。一時は眠れるようになったが再び2-3回起きるようになった。過敏性大腸炎で便秘、お腹の張り、腹痛が始まり、小建中湯(自家製芍薬7、ベトナムNo1桂枝、国産古生姜3枚、河南大棗、内蒙古甘草,糯米膠飴)に変更。15日後腹満、便秘、不眠が劇的に改善。笑顔が出始めた。30日後には病院の漢方薬はすべて中止となり、75日後の3月に至って良好。今月より量を減らしていく予定。

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谷津吉美
専門家

谷津吉美(薬剤師)

有限会社むつごろう薬局

漢方医学を専門に23年。不妊症をはじめ各種女性の悩み・アレルギー・皮膚病・自律神経失調症などの症状に、深い知識で丁寧に対応。また静岡県立高校の進路指導講演会や不妊専門雑誌などで漢方薬を広めています。

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