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有給休暇、きちんと取れていますか? 自分らしい働き方を考えるきっかけに
月は「年次有給休暇取得促進期間」です。
仕事をしていると、日々の業務に追われて、休むことを後回しにしてしまうことはありませんか。
「忙しいから、もう少し落ち着いてから休もう」
「周りの人が休んでいないので、自分だけ休むのは気が引ける」
「特に予定もないし、休暇を取るのはもったいない」
そんなふうに考えて、有給休暇をあまり使えていない方もいるかもしれません。
しかし、有給休暇は、特別な用事があるときだけに使うものではありません。自分の時間を確保し、日々の働き方や暮らしを見つめ直す機会としても活用できます。
有給休暇は、働く人のための権利
年次有給休暇は、一定の要件を満たした労働者に法律に基づいて付与される休暇です。正社員だけでなく、パートタイム労働者なども対象になります。
年次有給休暇という名前のとおり、休んでいる日についても賃金が支払われる仕組みです。
それでも、実際に休暇を取得するとなると、さまざまな事情が気になるものです。
仕事がたまってしまうのではないか。
同僚に迷惑をかけるのではないか。
上司にどう思われるだろうか。
こうした心配は、本人の考え方だけで解決できるとは限りません。職場の雰囲気や仕事の進め方など、周囲の環境も関係しています。
だからこそ、休暇を取ることを、個人の心がけだけの問題にしないことも大切です。
休暇の使い方に、正解はありません
有給休暇を取得する目的は、人それぞれです。
- 旅行に出かけ、いつもと違う景色を楽しむ
- 趣味に時間を使い、好きなことに没頭する
- 家族や友人と過ごす
- 通院や役所の手続きなど、日頃できない用事を済ませる
- 自宅でゆっくり過ごし、心身を休める
- 今後の仕事や暮らしについて考える
どれも、その人にとって意味のある時間の使い方です。
予定をたくさん入れて充実した一日にするのもよいでしょう。反対に、何も予定を入れず、のんびり過ごすのもよいでしょう。
休暇をどのように使うかは、自分で決めてよいのです。
大切なのは、仕事から離れる時間を確保し、自分の生活を大切にすることではないでしょうか。
休めない理由を、少し考えてみる
一方で、有給休暇を取りたいと思っていても、なかなか取得できない場合があります。
その理由は何でしょうか。
仕事量が多く、休むと業務が回らないのでしょうか。
自分にしかできない仕事が多いのでしょうか。
休暇を申請しにくい雰囲気があるのでしょうか。
それとも、自分自身が「休むよりも仕事を優先しなければ」と考えているのでしょうか。
理由によって、必要な対応は変わります。
業務の調整が必要な場合もあれば、上司や同僚との話し合いが必要な場合もあります。自分の働き方に対する考え方を見直すことが、きっかけになるかもしれません。
休暇を取得できないことを、すべて自分の努力不足として受け止める必要はありません。
自分がどのような環境で働き、何を大切にしていきたいのか。そんなことを考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
休むことも、働き続けるために必要なこと
仕事は、生活の中で大きな役割を占めています。
だからこそ、仕事以外の時間も大切にしたいものです。
休暇を取ることは、単に仕事をしない日を増やすことではありません。自分の健康や暮らし、家族との時間、趣味や学びなど、仕事以外の大切なものに目を向けることにもつながります。
もちろん、休暇を取れば、すべての問題が解決するわけではありません。仕事の負担が大きい場合には、働き方そのものを見直す必要もあるでしょう。
それでも、いつもの仕事から少し離れてみることで、普段は気づかなかったことが見えてくるかもしれません。
10月の年次有給休暇取得促進期間をきっかけに、まずは自分の有給休暇の取得状況を確認してみませんか。
そして、次に休暇を取るとしたら、どのような時間を過ごしたいか、考えてみてください。
自分にとって大切な時間を確保すること。それも、自分らしい働き方を考える一歩です。



