【引き算コーチング】足りないものは自分で用意しなくてもいい

山根浩二

山根浩二

テーマ:引き算コーチング

こんにちは、
サポートコーチ出雲の山根浩二です

何か新しいことを始めようと思ったとき、
必要なものが足りない。


・お金がない。
・時間がない。
・場所がない。
・人手が足りない。

こうした理由で、
やりたいことを諦めてしまうことって、
よくあるのではないでしょうか。

もちろん、お金も時間も場所も大切です。
なければできないことも、実際にあります。

でも、ちょっと違う角度から考えてみると、
別の可能性が見えてくることがあります。

例えば、以前聞いた話です。

ある企業が、新しい事業を始めたい、
新商品を開発したいと考えていました。
アイデアもあるし、
それを実現する技術や能力もある。

ところが、お金がない。時間も足りない。

やりたいことはあるのに、
実現するための条件がそろっていない。
そんな状態だったそうです。

そこにプロデューサーのような人が間に入り、
状況を整理してみた。

すると、
世の中には反対のような状況にある企業も
あることがわかってきました。

歴史のある老舗企業で、
財務的には余裕がある。
新しいことに投資する資金もある。

ところが、
新しい事業のアイデアが出てこない。
新商品を企画したくても、
なかなか形にならない。

新しいことをやりたいのに、
そのためのアイデアや実行する仕組みが
足りないわけです。

さて、この二つの企業。

一方には、お金はないけれど、
アイデアと実現する能力がある。

もう一方には、お金はあるけれど、
新しい事業を生み出すアイデアが足りない。

だったら、お互いに組んでみたらどうだろう。

資金を提供する企業と、
その資金を使って新事業や新商品を生み出す企業。

それぞれが持っているものを組み合わせることで、
一社だけでは難しかったことが実現できるかもしれません。

どちらか一方が、すべてを持っている必要はないんですね。

足りないものを自分だけで何とかしようとするのではなく、
すでにそれを持っている人や会社とつながればいい。

こう考えると、解決方法はずいぶん変わってきます。

自分で何とかする以外の方法もある

私は、博物館をつくりたいという
夢を持っている人の話を聞いたことがあります。

以前は博物館を運営していたけれど、
今は閉館していて、新しい場所を探している。
そこには、場所や資金の問題があります。

こういう場合、まず考えるのは、
安く借りられる場所はないだろうか、
ということかもしれません。

もちろん、それも一つの方法です。

でも、別の可能性も考えられないでしょうか。

例えば、社会貢献のために
お金を使いたいと考えている人や企業がいたとしたら。

地域の文化や歴史を残したい、
子どもたちが学べる場所をつくりたい、
そんな思いを持っている人がいたとしたら。

博物館をつくりたい人と、
そうした活動を応援したい人が出会うことで、
何かが動き始めるかもしれません。

もちろん、
そんな都合のいい相手が簡単に見つかるとは限りません。
資金を出す側にも事情があるでしょうし、
実現するためには具体的な計画も必要です。

ただ、最初からその可能性を考えないのと、
可能性の一つとして考えておくのとでは、
ずいぶん違うと思うんです。

「そんな人はいないだろう」
「そんな会社があるわけがない」
「結局、自分でお金を用意するしかない」

そう考えてしまえば、
自分でお金を集める方法を探すことになります。

クラウドファンディングという方法もありますが、
それにも手間や費用、税金などの確認が必要です。
思ったように資金が集まるとも限りません。

そうして考えているうちに、
だんだん実現が難しく感じられてくる。

そして、いつの間にか、
やりたいことそのものを諦めてしまう。

でも、本当にそれしか方法はないのでしょうか。

可能性に向かって、まず旗を立ててみる 

もし、誰かが協力してくれる可能性が
あると考えたなら、
次にできることがあります。

自分が何を実現したいのか、
何に困っているのか、
どんな協力があれば実現できるのか。

それを周りの人に伝えてみることです。

情報を発信してみる。
知り合いに話してみる。
自分がやりたいことを、
きちんと言葉にしてみる。

いわば、ここに旗を立てるわけです。

その旗を見て、
誰かが興味を持ってくれるかもしれません。

すぐに協力者が現れるとは限りませんし、
何も起きないかもしれません。

それでも、何も発信しなければ、
自分がそういうことを
したいと考えていることさえ、
周りの人には伝わりません。

可能性があると思って動き始めることと、
どうせ無理だと思って動かないこと。

この違いは、思っている以上に大きいのではないでしょうか。

私は、何でも前向きに考えればうまくいく、
と言いたいわけではありません。

現実には難しいこともありますし、
努力しても実現しないことだってあります。

ただ、今、自分が持っている条件だけを見て、
未来の可能性まで決めてしまう必要はないと思うんです。

今はお金がなくても、
将来もお金がないとは限らない。

今は場所がなくても、
これからも場所が見つからないとは限らない。

今は協力者がいなくても、
これから出会う人の中に、
一緒に実現したいと
思ってくれる人がいるかもしれない。

まだ出会っていない人も、
まだ知らない企業も、
まだ考えついていない方法もあります。

そう考えると、今の状況だけを見て、
できるかできないかを決めるのは、
少し早いのかもしれません。

今の条件だけで、
未来の可能性まで決めてしまっていませんか? 


足りないものを、
自分ですべて用意しなくてもいい。

自分が持っているものと、
誰かが持っているものを組み合わせることで、
実現できることもある。

だからこそ、
足りないものを数えて諦めてしまう前に、
別の可能性を考えてみる。

そして、
自分が実現したいことを周りに伝え、
動き始めてみる。

未来は、
今ある条件だけで
決まるものではないのだと思います。

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専門家

山根浩二(ビジネスコーチ)

サポートコーチ出雲

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