カウンセリングの話「嘘をついてしまう癖」
こんにちは、今日は最近仕事が続かない、人間関係がうまく築けない、仕事が覚えられず浮いてしまうなどのご相談が良くあります。その中に発達障害(グレーゾーン含む)の特徴が出ている方が多くいらっしゃいます。
たとえば、その場の空気が読めず気が付くと人を怒らせている、文章の内容が理解できない、優先順位がわからない、時間に追われるとパニックになり仕事が手につかない、臨機応変に対応できない等様々です。知的に優れていたり見た目にわからないために周りから非難されてしまうことも少なくありません。
本人も発達障害と気づかずに苦しんでいる場合もあります。
そういうカウンセリングの場合、その方の苦手な部分をお聞きして、改善できる提案などをさせていただきますが、その職業が合わずに精神的に追い詰められる場合も起きてきます。
中には最近入った社員が今までのようにはいかず、どう扱ってよいかわからないというご相談でいらっしゃる場合もあり、お話を伺うとADHDの特徴が出ていたということもありました。
指示の仕方を明確にしてもらう、その方の得意な分野に配置換えをしてもらう等でうまくいくこともありますが、どうしても改善が見込めない場合には、無理をして心の病気になる前に転職も視野に入れることも考えたほうが良いかもしれません。
今では就労支援などの制度もあり、その方にあった職業訓練や就職先の紹介などもあります。悩まれている方はぜひ行政のほうにご相談してみてください。診断はついていなくても統合失調症や鬱などメンタル面で問題を抱えている方に対してもサポート支援があるそうです。就労後も相談できるのでひとりで悩まずに話だけでも聞いてみてください。
適切なサポートや工夫で、スムーズに仕事ができることもあるのであきらめないでください。
他人と自分の間に違和感を覚える発達障害
「他の人と違う」と思う人の中に発達障害の可能性も考えられます