やる気を起こす勇気づけ ~考え方を変えてみましょう~

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:考え方を変えてみる

4連休初日の土曜日、皆さんいかがお過ごしですか?
暑さも少し和らいでやっと過ごしやすい日が出てきましたね。我が家のベランダのミニバラも咲いたので、洗面台に飾って楽しんでいます。

今日は勇気づけについてお話しします。
「勇気づけとは、困難を克服する力を与えること」これは私が勇気づけ講座の時に最初に言う言葉です。これとは逆に、やる気を無くさせることを「勇気くじき」と言います。

例えば
人への感謝の気持ちを伝えるときに「すみません」「ごめんね」と言いがちですが、言われた方は気を使わせたように感じる事もあるので、その言葉より「ありがとう」「助かる」の言葉の方が、言われる側は嬉しくなります。これを勇気づけと言います。

それから、減点主義より加点主義の方が相手のやる気を引き出し、勇気づけになります。
「なんでできないの?」「また失敗した」と言われると、自分が駄目な気がしてチャレンジすることが怖くなります。これは勇気くじきです。
それよりも、加点方式で「これは出来てるね」「このやり方はうまかったね」と言われると結果が同じだとしても、勇気づけになりチャレンジする気持ちが出てきます。

加点方式は少しの進歩でも以前より本人がどれだけ成長しているのか、進歩したかを加点していく方法なので、それを認めることによって勇気づけられ、相手に分かってもらえている安心感もでてきます。

私たちは子供の頃から、親等の大人から「ばかだ」「何やってもダメだな」とか、「良い子ね」「感心ね」など、言われた言葉を自分自身に取り込んでいきます。そして自分自身への言葉になったり、他者への言葉になったりします。それが勇気づけの言葉ならば良いのですが、マイナスの言葉だと勇気くじきになってしまいます。

減点主義をやめ、加点主義にする。
結果重視よりも頑張っているプロセスを認める。
これを少しだけ意識して言葉を選ぶようにすると、困難を克服する勇気になるので、よかったら試してみてください。

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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

飯塚和美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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