怒りの感情のコントロール法
連日の異常な暑さで、マスクをしての外出は大変ですね。私のカウンセリングルームでも、マスクをしてのお話が大変そうなので、クリアボードにフェイスマスク、真ん中にサーキュレータで喚起を良くしてのカウンセリングに切り替えました。
窓を開けているので、すこし冷気は逃げてしまいますが、マスクよりは表情も見えるので好評です。
今日は悪いところ探しをしていると、心が疲れて元気になれないというお話をしたいと思います。
自分が出来ないところばかり見てしまう人や、嫌なところばかりに目を向けてしまうと、出来ない事や嫌なところが大きく見えてしまいます。
例えば、100のうち80は出来ていても、残りの20に焦点を合わせていると、その部分が大きくなって、ほとんどが出来ていないように見えてしまいます。全然出来ない、劣っている人に見えてきてしまうのです。嫌な出来事ばかりに焦点を合わせていると、良い事もあったはずなのに悪いことばかりの人生に思えてきます。
注目する場所を変える事で心の疲れも軽くなります。「出来ていることに注目する」「良いところに注目する」とやる気や疲れも変わります。
駄目なところばかり見ていると、駄目なところに注目する癖がつきます。ダメ出し(自分も含みます)するより出来てることに注目する方が、心が元気になるので、良いところ探しをする癖をつけてみてください。
良いところ、出来ているところを見る癖をつけて、心を元気にしてみませんか?