子どもがストレスを感じた時に見せる行動
こんにちは、今日は家族についてお話ししたいと思います。
カウンセリングでご相談者の話を聴いていると、幼少期に親にすごく気を使っていた過去が見えることがよくあります。
例えば
お父さんやお母さんが仲が悪いため、一生懸命仲良くしてもらおうと頑張っていた過去
怒られないよういつも顔色を窺っていた過去
親に認めてもらいたいため、期待に応えようと一生懸命頑張っていた過去
きょうだいと比べられて、頑張っても頑張っても認めてもらえなかった過去
親が忙しかったので、寂しいと言えずに一人で耐えていた過去
親が気づいていないところで、とても頑張っている子供の頃の姿が見えてきます。
子どもは大人が思うよりずっと、大人の雰囲気を感じとる能力に優れています。時には子供のことを思い、良いと思って行動する親であればあるほど、その一生懸命さで子供を追い詰め、無意識に子供を「支配」してしまうこともあります。
「こうすることが最善だ、この方法が一番いい」と自分の気持ちを押し付けるのではなく、子どもが心から楽しいと思える時間と会話を持つことはとても大切だと思います。良かれと思うことが子供を傷つけていないか?忙しさで子供が何を考えているのか分からなくなってはいないか?
今一度、子どもが自分たちに気を使っていないか、心からの笑顔と本心を語っているのかを観察してみてください。
【子供が気持ちを伝えやすい話し方】
・子供が話し始めたら話を遮らず最後まで聞く。
・間違っていると言ってもすぐには否定せず、「そういう考え方もあるね・・・ママ(パパ)はこう思うよ」「あー、そうなんだ・・・自分だったらこうするよ(こうしてみるとうまくいくと思うけど)」と一度肯定してから親の意見を伝えると良いコミュニケーションが生まれます。
面倒だと思いますが、どんな話も否定せずに聞いてもらえると、子供は本心を言いやすくなります。それに頭ごなしに「こうしなさい」と言うより、自分なりに考えて修正出来るようにもなります。
よかったら参考にしてみてください。