寂しさを人に求めるのではなく、頑張ってる自分を好きになることから始めませんか?

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:考え方を変えてみる

こんにちは、新たな元号「令和」初日のコラムです。たいして変わることのない日常ですが、平成でまいた種が育ち、芽の出る時代になると良いなと個人的には思っています。子供たちも、カウンセリング相談に来てくださった方々も・・・そして自分自身も・・・
また新たな気持ちで仕事も頑張っていきたいと思います。

今日は「寂しさ」についてお話ししたいと思います。

「家族がいるのに寂しい」
「友達がいなくて寂しい」
「恋人との距離があるようで寂しい」
「自分のこと誰も分かってくれない」等々

それは、誰しもがどこかに持っている感情なのかもしれません。
私自身、いつの間にか誰にも怒られることはなくなりました。(年のせいか怒ってくれる人がみんないなくなってしまいました)
子供たちも徐々にできることが増え、「私がいなければ」と思うことも少なくなりました。子育てが終わって「やっと解放される、嬉しい」と思う反面、「寂しいような・・・」

こうやって徐々にいろんな感情も含めて受け継がれていくのかもしれません。

ただ、カウンセリングにいらっしゃっる方は、そんな単純なものではなく、今「寂しい」と感じている感情は、幼少期に得られなかった安心感や愛情、そこから来ている場合が多いのです。

その得られなかったものを家族や恋人、友達に求めようとしてもなかなか埋めることはできません。たとえ家族になったとしても、育った環境や考え方は少しずつ異なって、相手が自分の望むような言葉や態度にはならないことがほとんどです。

「こうしてくれて当然」
「こう思っているはず」
「なぜそんな風に言うの?」等々
一緒にいても分かってもらえないと孤独を感じる事が多いと思います。

自分以外の人から、自分が望むような言葉や行動をしてもらえることはそうありません。たとえ安心できるような人に出会ったとしても、予想と違う反応になって、何かがあればすぐに不安になってします。

これって、実は自分で埋めるしかないんです。

ちゃんと自分に愛情を注ぐ
自分を認める
自分をごまかさない。

何を感じ、何を想って、本当は何を望んでいるのか、自分自身としっかり向き合って、本当の自分を受け入れてあげる、自分を愛してあげることが寂しさを埋める事になります。

本当の自分は、自分が理解しているよりちゃんとしているし、頑張ってきたし、楽しんでも甘やかしても大丈夫。人に求めるのではなくて、自分自身をちゃんと見つめて愛情をもって、自分の味方になれれば、人の目を気にしなくてもいいことが分かります。

まずは、自分を好きになることから始めませんか?「無理」と最初から諦めるのではなくて、
つまずいても、壁にぶつかっても、理解されなくても、頑張り続けてきた自分を、好きになってみませんか?


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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

飯塚和美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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