人は変わることが出来ます
自分の言葉の伝え方を意識してみましょう
普段何気なく使っている言葉ですが、自分の言葉の伝え方を意識して使うことはありますか?ついつい感情的になったり、素直に伝えられなくて、そっけなく言ってしまったり、自分の気持ちが相手にうまく伝わらなくて寂しい思いをしている方もいるのではないでしょうか?(本当は私自身も素直に相手に伝えるのは苦手です)
でも、これって「相手に、何も言わなくても察して欲しい」という、ちょっと自分本位なところもある感情なんです。結構どこの家庭でも見られる光景ではありますが、例えば、、ご主人や子供に、本当は忙しくて家事を手伝って欲しいのに「気楽で良いわね」とか、勉強して欲しい子に「ゲームばっかりやってどこがおもしろいの?」と言ってしまう事。(こういう場合、たいてい怒ってツンケンしたような印象を相手に与えています)。
「察して欲しい」は伝わらない
こんな風に話しても、だいたい相手は気持ちを察して黙って手伝ってくれたり、一生懸命勉強してはくれません。
「気持ちを察してもらいたい」と期待する前に、素直に、なるべく言葉を変えずに自分の気持ちを伝えましょう。ストレートに気持ちを伝えないと相手も素直に行動出来ません。「想像してよ」「察してよ」は、他の人には難しく、感情的な行き違いが生じやすいコミュニケーション方法です。
言葉をストレートに伝えてみましょう
自分の思いを素直に伝えることは、誤解を少なく、お互いを理解するためにとても大切な事です。人はたとえ似ていると思っている親子であっても、感じ方も考え方も微妙に違っているのが当然なんです。相手に「本当はこう思っているんじゃないか」「本当はこうやって欲しいんじゃあないか」なんて気を使わせていたりしたら、その人は心が疲れてしまいます。
小さい子供に本心と違う言葉を投げかけるのは、子供を傷つけます
一番困るのは子供にかける言葉、例えば忙しい時についやってしまう事、急いで出かけなければならない時に「何やってるの!」とか言ってしまいますが、本当は「早くして」ですよね。子供は「何やってるの!」と言われれば、言葉通りに受け止めて「今準備してる」などと答えます。でも、聞いた方はそんなことを聞きたいわけではないのでムッとして「さっさと支度なさい!」とか「あとどれだけ待たせれば気が済むの?」とか怒鳴ったりしてしまいます。
発した言葉と違う本心のやり取りを「裏面交流」と言います。子供は本来素直でまっすぐです。「裏のある表現方法」は子供を混乱させ、傷つけます。お子さんとの関係を良好にするためにも、素直な表現方法を身につけてみませんか?
普段使う言葉を意識することで、いつもの口癖を変えることも出来るはずです。
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