客観的に見る癖を身につけると、感情的失敗が無くなります

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:悩んだ時の対処法

今日は心穏やかに過ごすための工夫を一つご紹介します。
「怒りがこみ上げる」「苦しい」「悲しい」「辛い」「怖い」・・・等
私たちは色々な感情に振り回されています。大した害にならない感情ならば、そのままにしてもよいのですが、毎日が辛くてどうしようもないとか、人間関係に支障をきたす、失敗ばかりしてしまうようだと良くありません。客観的に見つめ、判断できる工夫を身につけましょう。

「今、自分はどんな状況にいるのか」
「どういう気持ちなのか」
「何が出来て、何をしなければいけないのか?」
等を客観的に見ればよいのです。

簡単な方法としては、文章にする事です。例えば「勉強が手につかない」という事があって、イライラしたり、焦ったりという感情が起こります。でも、このマイナスの感情に振り回されていても何の解決にもなりません。この思いに振り回されて、感情的な行動を繰り返すと、自分を見失う事にもなりかねません。

そこで、今自分が置かれている状況、今の自分の気持ちをありのままに書き出してみましょう。
例えば「勉強が手につかなくて、焦っている」→「では、どうすればいいのか」
いくつかアイディアを書いてみます。この場合は単純に勉強だと思いますが、集中できない理由、やりたい事、行動した先にあるメリット、等を細かく書いてみます。

やりたいことも今しなくてよいものか、どうしても今しなければいけないものか、今しなければいけないのならば、時間のやりくりを工夫してみたりして、目標達成の先にあるメリット、楽しみ等も書き出すと「今やるべき事」がはっきりと見えてきます。この整理法は簡単で「こんなことしなくても分かってる」と思いがちですが、頭の中でごちゃごちゃ漠然と考えているよりもすっきりして心が落ち着きます。

人の漠然とした悩みが心を疲れさせます。文字にして整理する事で心が安定してきます。「なんかもやもやしていてヤダ」と悩んでいる方は実行してみてください。



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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

飯塚和美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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