「他人が主役」自分以外の人が主役の人生を生きる癖をやめましょう
今日は「自己暗示」の効果についてお話しします。
皆さん、スポーツ選手が「うまくいった事をイメージしています」とか、世の中で言われる成功者の方々が「成功するイメージを思い浮かべると良い」など、そのような事を書いた本を見たり、聞いたりしたことはありませんか?
「イメージするだけで変わるわけない」と思われる方もいるでしょう。少し胡散臭いと思われる方もいるかもしれません。でも、これは自分の潜在意識に「自己暗示」をかけている事になり、成功の確率をグンと上げていく事につながります。具体的にはっきりと映像を思い浮かべて、自信のない人は自信たっぷりの自分を思い浮かべる。ビジネスで成功したい人は、成功した自分をはっきりと、具体的に成功したら何をするかという事まで思い浮かべるのです。
これは、イメージして自己暗示をかける事により、潜在意識が勝手に、自分が意識していない時もそのように動かすことになるからです。逆に「失敗する」「自分は駄目だ」と、いつも言葉にしてダメな自分をイメージしている人は、駄目になるように自己暗示をかけている事になるので、そのつもりはなくても「失敗する」ように動いてしまいます。
この「イメージ」は具体的に、ありありと本当にあったことのように思えば思うほど良いのですが、最初からなかなか出来ない人でも、繰り返しているうちにうまくなっていきます。人が「思う力」というのはすごいもので、ただの小麦粉でも「この薬はすごく効く」と医者から言われて信じると、治ってしまう事もあるそうです。鎮痛効果も期待できるもので「プラシーボ効果」と言われています。
もし、いつも「自分は友達がいない」とか「バカだ」とか「失敗ばかりする」とかマイナスの事ばかり考えている人がいたら、プラスのイメージをして自己暗示をかけてみてください。すぐに結果が出なくても「やっぱり駄目だ」と早く結論を出さずに続けてみると、効果が見られると思います。
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