物事の受け取り方(考え方)を変えていくと、違う景色が見えてくる
カウンセリングにいらっしゃる方は、不登校、親子関係、仕事、同僚やご近所、PTA,などの人間関係、心の病とさまざまですが、ご夫婦の相談でみえる方も結構いらっしゃいます。
そこで今日は相手をもっと好きになる方法と、嫌いになる方法をお話しします。
「あれだけ好きだったのに、今は顔を見るのも嫌」という事も長い間生活していると結構あると思います。それは相手の嫌なところばかり見ていて、その事ばかり考えてしまうので「どんどん嫌になってくる」という負のスパイラルに陥っている事が多いのです。
とりあえず、相手の好きなところを20個書きだしてみましょう。
「そんなの無い」と思う方、出会ったころを思い出して書いてみてください。出会ったころの「こんなところを好きになった」「こんな楽しいところに連れて行ってくれた」(その時どんな気持ちになったかまで書きだすとなお良い)と楽しかったことを思い出しながら書いてみましょう。「良いところなんて書きたくない」と思っても、とりあえず無理にでも20個書き出してみてください。
無理にでも20個書いていくうちに、好きだった時の感情などを思い出せると、心に変化が出てきます。「忘れていた好きだった感情」あるいは「見ないようにしていた好きだという気持ち」を確認できると「嫌いという感情」が変化します。
「嫌いになりたいとき」は、この反対に「嫌いなところ」を20個書けばよいのです。
人の感情は、「思い込み」によってもたらされることが多いので、仲を改善したいとき、過去を断ち切りたいときなど試してみてください。