心を辛くする「悪い思考」をやめてみる
今日は「うつになる前の心の疲れ」の話をします。
「最近疲労感に襲われて物事に集中できない」
「体がだるくてやる気が起きない」
「些細な事でイライラする」
「頑張りたいのに以前のように仕事が出来ない」
そう思う事はありませんか?
今の時代、思うように給料も上がらず、一人にかかる負担も多くなっている会社も多いと思います。やってもやっても終わらない、評価されないと感じる頑張りは心に大きな負担をかけます。
家庭の中に入っている主婦も
「子育てをして当たり前」
「子供が問題を起こしたら、母親のせい」
「介護を一人だけに任されている」など、報われない思いにストレスを感じ、疲れ切っている方もいるでしょう。
もし、自分自身「頑張らなければ」という言葉が口癖になっているとしたら注意しましょう。頑張りすぎは、体にも心にも負担をかけてしまいます。栄養に気を付けても、病院に行ってもなくならない疲れは、心の疲れかも知れません。
心と体の疲れで注意しなければならないのは、『うつ病』です。
「仕事は忙しくても休養が取れて十分リフレッシュできる」
「趣味や家庭も充実している」
そう思える場合は心配ありませんが
「休んだはずなのに疲れが取れない」
「朝起きてもやる気が起きない」
「集中力が無くなった」
「すぐ、イライラする」
「体調がすぐれない」
「食事をしてもおいしくない」
「眠ってはいるけど、睡眠が浅い」などの症状があれば、心身ともに疲れているサインです。
この疲れが強まって、自分自身自覚が無くなる場合もあります。
「動くのが面倒になり、自宅に引きこもりがちになる」
「趣味をする気力が起きない」そうなったら要注意です。
生活を見直しましょう。初期のうつ症状なら、生活のリズムを整える事で改善されます。
「食事の時間、栄養を考える」
「ウォーキングやストレッチ、散歩など、軽い運動をする」
「睡眠を十分とる」
「朝日を浴びる」
「自分の時間をとる」(無理に人に合わせない)などに気をつけましょう。
そして、心配事や気になることがあったら、ノートなどに書き出して整理すると良いでしょう。
(「以前のコラム「悩み事が多くてどうすればいいか迷ったら、整理すると解決の糸口が見えてきます」を参考にしてください)
「自分なんか居なくなればいい」と思ってしまう時
燃え尽き症候群の立ち直り方と予防法