サポート終了のWindows XPでネットはやっぱりダメだった!ウイルス感染の事例
今度はMicrosoftを騙るメール
●先日は、Appleを騙ったフィッシングメールが届いたことを話題にしましたが、本日、今度はMicrosoftを騙ったフィッシングメールが私宛に届きました。
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差出人:Microsoftアカウントチーム
件名:Microsoftアカウントの不審なサインイン
オフィスソフトのプロダクトキー
不審の動きがあります
マイクロソフトセキュリティチームの調べによれば、あなたのオフィスソフトのプロダクトキーが何者かにコピーされている不審の動きがあります。
サインイン情報:
Windowsシステム: Windows 7 Ultimate
IP:220.31.254.151(静岡)
日時:2018/3/20 (GMT)
お客様がこれを実行した場合は、このメールを無視しても問題ありません。
お客様がこれを実行した覚えがない場合、悪意のあるユーザーがお客様のプロダクトキーを使っている可能性があります。こちらからはあなたの操作なのかどうか判定できないため、検証作業をするようお願いします。
今すぐ認証
サービスのご利用ありがとうございます。
Microsoftアカウントチーム
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●「今すぐ認証」というリンク先アドレスが
http://rec0veryーsupp0rtーmicr0s0ft.org/
となっています。これは一目でMicrosoftの公式ページとは違うことがわかりますね。
●Microsoft Officeに問題が発生していないかどうかは、普通にワード、エクセルを開いてみることで確認できます。もし、本当に問題があるのなら、開いた際に認証に問題がある旨の表示が出ます。特に作業や画面表示などに問題がない場合は、メールが言うようなOfficeの認証に問題が起きてはいません。
●このようなメールが届いたら、必ず検索サイトに表示される公式ページからサインインし、アカウント管理画面を確認して警告が来ているかどうかも確かめてください。お知らせ表示部分に特に何も表示されていなければ問題ありません。メールが本物ならば、その管理画面にも同様の表示があると思います。
●これは他のWebサービスも同様です。メール内容に表示のあるリンク先ボタンやアドレスなどを直接クリックやタップしてはいけません。特にスマホ、タブレットでは思わず触れてしまうことがあると思いますので、できるだけWebセキュリティー対策機能があるセキュリティーソフトを導入しておきましょう。
NetProve ネットプローブ「情報管理サービス」
九州インターワークス
http://www.kumin.ne.jp/kiw/security.html